アンデス・ハムラビ・ロザク
国家研究イノベーション庁 生物多様性研究センター 所長インドネシア共和国
京都大学(生存圏研究所、大学院農学研究科)
国家研究イノベーション庁 生物多様性研究センター、生物学研究センター、生物工学研究センター、生物材料研究センター
平成27年度(2015年度)
5年間
土壌回復からバイオマス産物利用の開発まで包括的なアプローチ
熱帯天然林伐採跡地に発生する荒廃草原は、農地・林地への転換が困難な状態が続いている。そこで最新のゲノム技術を用いて土壌中の微生物群を網羅的に明らかにし、効率的な施肥を行って生産農地への転換および生物多様性の回復と維持を目指す。同時に、樹木の数倍のバイオマス生産量を示す高リグニン含量の大型イネ科植物を開発し、それを用いた低環境負荷型木質材料と、燃料ペレットの開発と実用化に取り組む。
持続的なバイオマス生産地への転換で環境保全と経済発展に貢献
インドネシアにおける荒廃草原の植生回復と持続的有効利用は、世界の天然林伐採跡地のバイオマス資源・エネルギー生産地への転換と環境保全のモデルになると考えられる。さらに、地域経済の発展と共に、資源の公正・衡平な分配に基づく資源産出国および資源輸入国双方の利益となる展開性を有している。
平成27年度(385KB)
平成28年度(640KB)
平成29年度(1,647KB)
平成30年度(1,153KB)
令和元年度(1,312KB)
令和2年度(1,514KB)
終了報告書(2,782KB)
環境・エネルギー
(カーボンニュートラル)
トンレサップ湖西部水田における広域的水田水管理システムの確立による温室効果ガス排出削減技術の開発と社会実装
環境・エネルギー
(カーボンニュートラル)
フードエステート廃棄物の変換技術によるバイオ循環経済の樹立
環境・エネルギー
(地球規模の環境課題)
未利用天然ゴムの種の持続的カスケード利用による地球温暖化およびプラスチック問題緩和策に関する研究
環境・エネルギー
(地球規模の環境課題)
アンデス-アマゾンにおける山地森林生態系保全のための統合型森林管理システムモデルの構築