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微生物学と水文水質学を融合させたネパールカトマンズの水安全性を確保する技術の開発

環境・エネルギー(地球規模の環境課題)

ネパール連邦民主共和国

終了

微生物学と水文水質学を融合させたネパールカトマンズの水安全性を確保する技術の開発

ネパールカトマンズ周辺地域に安全・安心な水を安定供給せよ!

  • SDGs06
  • SDGs03
  • SDGs11

研究代表者

    • 風間 ふたば

      山梨大学 大学院総合研究部国際流域環境研究センター 教授
    • researchmap
    • ナレンドラ マン シャキヤ

      トリプワン大学 土木工学部 教授

相手国

ネパール連邦民主共和国

国内研究機関

山梨大学

相手国研究機関

トリブワン大学(TU) 他

採択年度

平成25年度(2013年度)

研究期間(採択時)

5年間

研究課題の概要

水安全性診断に基づく最適な処理システムにより水の安全性を確保
エネルギーと水資源に制約があるカトマンズ周辺地域を対象に、水量・水質・微生物の3つの視点を融合して評価した水安全性マップを作成し、これに基づき、どのような水処理装置をどのくらいの規模で配置すべきか決定する。同時に、生物膜、人工湿地、土壌・砂ろ過等を利用した従来の水処理技術の処理速度や機能を改良し、カトマンズの地域事情に適した省エネルギー、小規模かつ高効率な水処理システム構築を目指す。

日本発信の「カトマンズモデル」を、世界の水ビジネスへ!
本研究が進めば、カトマンズに安心・安全な水を低コストで安定供給することができる。さらに、本研究で確立された「カトマンズモデル」をネパール国内および地域事情が似ているアジア諸国に普及展開できれば、新たな日本ブランドとして世界の水ビジネスへ展開することができる。

研究実施風景

現地での井戸水調査風景

現地での井戸水調査風景

共同水場に集まる人々 水道システムはあっても1日数時間しか給水されないために、人々にとって共同水場は重要な場所。乾季には行列が出来るのが日常茶飯事

共同水場に集まる人々 水道システムはあっても1日数時間しか給水されないために、人々にとって共同水場は重要な場所。乾季には行列が出来るのが日常茶飯事

人口増加が著しいカトマンズ 市街地には住宅が立ち並び緑地もほとんど見られない

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