コディロフ アンヴァール
科学アカデミー付属 科学・新技術革新開発センター 所長タジキスタン共和国
秋田大学、産総研、筑波大学、北海道大学、東洋大学、日本地下水開発(株)、ゼネラルヒートポンプ工業(株)、エクシオグループ(株)、D.D.L(株)
科学アカデミー付属 科学・新技術革新開発センター、エネルギー水資源省、産業新技術省、保健社会保障省、ドゥシャンベ市
令和3年度(2021年度)
5年間
乾燥地対応型地中熱ヒートポンプで持続可能な熱エネルギー供給を
炭化水素資源に恵まれないタジキスタンは、電力の96%を水力に依存する水資源大国であるが、エネルギーアクセスに課題を抱えている。とくに暖房需要が伸びる冬季は電力供給がひっ迫し、地方では電力供給が制限される。代わりにソ連時代より石炭が活用されているが設備が老朽化し、大気汚染及び地球温暖化の観点からもその利用は望ましくない。そこで、省エネでクリーンな地中熱ヒートポンプの乾燥地対応型を開発する。
地中熱の活用で、エネルギーアクセスを改善し地球温暖化を解決
地下水位が深く、土壌含水率が低いため活用されてこなかった乾燥地対応型の地中熱ヒートポンプ(タジキスタンモデル)の開発は、タジキスタンだけではなくアフガニスタンを含む周辺諸国の地球温暖化対策、エネルギーアクセスの解決に貢献する。
環境・エネルギー
(カーボンニュートラル)
微細藻類による二酸化炭素の固定と資源化によるエネルギーおよび食料資源の持続的生産システムの創出
環境・エネルギー
(地球規模の環境課題)
アラル海地域における水利用効率と塩害の制御に向けた気候にレジリエントな革新的技術開発
環境・エネルギー
(カーボンニュートラル)
東アフリカ大地溝帯に発達する地熱系の最適開発のための包括的ソリューション