バーナード・イクア
ジョモ・ケニヤッタ農工大学 教授/副学長ケニア共和国
九州大学、西日本技術開発株式会社
ジョモ・ケニヤッタ農工大学、ナイロビ大学、ケニア発電公社、地熱開発公社
令和元年度(2019年度)
5年間
大地溝帯特有の地熱系を最適開発するための諸問題を解決
ケニアの主力電源は、度重なる干ばつで不安定化する水力発電から、発電ポテンシャルが高く安定供給が可能な地熱発電に転換しつつある。そこで、ハイブリッド物理探査の実施と大地溝帯特有の地熱系モデルの構築、発電所稼働率向上のためのスケール対策手法の確立、地熱利用の社会的受容性向上のためのシナリオ提案により、計画から利用までそれぞれの段階における問題を解決し、同国と周辺国の持続可能な地熱エネルギー利用の促進を目指す。
安定した再生可能エネルギーである地熱の活用によりSDGs達成に貢献
本プロジェクトの成果は、地熱発電設備容量を2030年までに5,000MWにするというケニア政府の目標達成に寄与し、ビジョン2030としてケニア政府が掲げる工業国としての経済的な発展に貢献することが期待される。また、同国の再生可能エネルギー主体の電源構成は地球環境保全にも貢献する。
環境・エネルギー
(カーボンニュートラル)
微細藻類による二酸化炭素の固定と資源化によるエネルギーおよび食料資源の持続的生産システムの創出
生物資源
生物遺伝資源と分子遺伝学を利用した養蚕研究基盤構築
生物資源
葯培養及びシチズンサイエンスによる即時的稲品種開発体制の構築
環境・エネルギー
(カーボンニュートラル)
地中熱利用による脱炭素型熱エネルギー供給システムの構築