出展者名

日本科学オリンピック委員会

Japan Science Olympiads Committee

プログラム概要

世界中の科学好きと競い合い、交流できる国際科学オリンピックの魅力を2025年の日本代表選手たちが紹介します。
日本代表になるために、いつからどのような勉強をしてきたの?国際大会の開催地はどんなところだった?
国際大会で一番印象に残っていることは?将来の夢は?
日本代表選手と一緒に科学の魅力や科学を学ぶことの意義について考えてみましょう。
詳細は順次公式HP(https://www.jst.go.jp/cpse/contest/ で公開していきますので、ぜひチェックしてください!

International Science Olympiad will be revealed by Olympians!
Today, they are here to introduce such attractive place for science enthusiasts from all over the world,
and the details of competision itself.
When they started studying to become a part of National Team, and how they prepared for it,
What the first impresstion of Host country they visited,
What the things deeply engraved in their heart, and
What their dreams for the future are...
Togehter with Olympians, Let's explore the appeal and the significance of learning science.
Please check our official website for more details : https://www.jst.go.jp/cpse/contest/

登壇者プロフィール

桝 太一

同志社大学 ハリス理化学研究所 専任研究所員(助教)、国際科学オリンピック親善大使
理系の大学院を修了後、「科学を伝える」番組作りを目指して16年間のテレビ局勤務を経験。そこで見えてきたマスメディアの可能性や課題をより深く追究すべく、研究員に転職して現在に至る。2022年度より国際科学オリンピック親善大使を務める。

2025年度国際科学オリンピック日本代表選手

2024年度に実施した各国内選考を経て選ばれた7教科・科目(数学、化学、生物学、物理、情報、地学、地理)の日本代表の中高生で、2025年世界各地で開催された各国際大会に出場。

タイムテーブル

オープニング 「科学オリンピック」についての紹介
2025年度国際大会参加報告
今夏国際大会に出場した日本代表選手が国内選考から国際大会までの体験を報告します。
もっと知りたい!科学オリンピアンの秘密
進行 桝太一(国際科学オリンピック親善大使)
参加者のみなさんでオリンピアンを囲み、インタビューしながら、
学習法や科学が好きになったきっかけなどオリンピアンの秘密を解き明かしていきます。

✏️出展レポート

話し合った未来像

今回のプログラムでは、今年度国際大会へ出場した日本代表生徒による大会参加報告(第1部)と、一般参加者たちがオリンピアンを囲みインタビューを行うワークショップ(第2部)の2部構成で90分のイベントを行った。
ワークショップでは、オリンピアンに将来の夢を問う場面もあり、科学者、医学者など、好きな科学への興味を継続し、今後も突き詰めていきたいという思いが紹介された。

意見・論点

ワークショップでは、その分野に興味をもったきっかけや、子供の頃にどんな学習をしていたかなど、オリンピアンの科学好きにつながる質問が多く出た。一方で、インタビュー相手の人間性を深堀りするために、科学以外の趣味や苦手なもの、不得意な教科などに関する質問もあった。
その結果、アンケートには「インタビューを通してオリンピアンをより身近に感じられた」「学習のヒントが得られ、自分も今後科学オリンピックにチャレンジしてみたい」という意見があった。

キーワード

好きを突き詰める、科学オリンピックを身近なものに、ロールモデル、科学好きな仲間との出会い、挑戦

来場者との対話から得られたこと・今後に生かせること

一般参加者とオリンピアンの交流機会は今までなく、参加者それぞれにとって新しい刺激となった。
オリンピアン達にとっては、自分の興味に従い勉学に励み、科学オリンピックへ挑戦するという自分にフォーカスした活動ではあるが、それが実は社会にとって非常に価値のあることであり、人材として未来を期待されているのだということを実感したのではないかと思われる。
一般参加者に関しては、親子でワークショップへ参加した方も多く、オリンピアンのような理数系に秀でたロールモデルに触れることで、個々の教育のあり方を考えていく事の一助になったと思われる。
加えて、当イベントは他分野のオリンピアン同士の交流、現役オリンピアンと代表生徒経験者との交流と複層的なコミュニケーションの場となり、参加者のそれぞれに良い気づきを与えられた。
アンケートでも今回のイベントに関して好意的な意見が多く、継続的な開催を希望する意見も複数あった。今後の取組に活かして行きたい。