《オンライン》
1026日(木)~28日(土)

《前夜祭》
1117日(金)

《実地開催》
1118日(土)~19日(日)

アクセス ACCESS

28A1610月28日(土)16:00-17:30

オンライン

分子で世界を変える!みんなで創るミライの分子
Changing the world with molecules ! Let's create molecules that solve future problems

名古屋大学トランスフォーマティブ生命分子研究所(WPI-ITbM)
Institute of Transformative Bio-Molecules (WPI-ITbM), Nagoya University

場所:オンライン

企画概要

写真名前

アゴラから未来の問題を解決するすごい分子が生まれる予感!

昨年のアゴラでは、50を超える「未来の研究テーマ」が集まりました。今年は、このテーマを深掘りします。具体的には、気候変動・エネルギー・食糧・心身の健康・人工知能の活用などについて、出展者(研究者)と来場者がグループに分かれて深く議論し、未来の問題を解決したり未来の生活をワクワクさせたりするような新たな分子を創出します。多世代交流を促進するため、高大生ファシリテーターがグループでの議論の進行役と発表役を務めます。優れた発表には、審査員と参加者の投票により、ITbM賞を決定・授与します。未来の社会を描きながら、ITbM賞をめざして一緒にミライの分子を創出しましょう!

Our program generated over 50 ideas for future research topics last year. This year, I would like to delve deeper into this topic. Specifically, we will explore subjects such as climate change, energy, food, physical and mental health, and the application of artificial intelligence. During group discussions, exhibitors (researchers) and visitors will be divided into groups to brainstorm solutions to future challenges and generate innovative ideas on molecules that enhance the quality of life. To encourage intergenerational dialogue, high school and university students will participate as moderators and group discussion presenters. The ITbM Awards will recognize outstanding presentations based on votes from researchers and participants. Let's envision the future society together and create the molecules for a changing world!

登壇者プロフィール

写真名前

佐藤 綾人 Sato Ayato

<登壇者>
名古屋大学トランスフォーマティブ生命分子研究所(WPI-ITbM)特任准教授
専門:有機合成化学、ケミカルバイオロジー
名古屋大学にて理学博士を取得後、京都大学医学部、京都大学物質-細胞統合システム拠点(WPI-iCeMS)、理化学研究所で博士研究員として分子で生命を制御するケミカルバイオロジー研究を進め、2013年より現所属。知的探究とその実践がモットー。

写真名前

中川 彩美 Nakagawa Ayami

<登壇者>

所属:名古屋大学トランスフォーマティブ生命分子研究所 土屋グループ 研究員
専門 : 植物発生学、植物生理学、ケミカルバイオロジー
広島大学にて博士(理学)取得。中部大学、ワイン輸入子会社を経て、2017年より現職。生物における低分子のしくみを調べるのが好きで、植物の葉や気孔の発生、ブドウ培養に携わる。現在は植物ホルモンの可視化に挑戦中!

戸田 陽介 Toda Yosuke(予定)

<登壇者>

株式会社フィトメトリクス 代表取締役(https://www.phytometrics.jp)・名古屋大学トランスフォーマティブ生命分子研究所(WPI-ITbM)招へい教員

写真名前

三宅 恵子 Miyake Keiko

<モデレーター>

名古屋大学トランスフォーマティブ生命分子研究所(WPI-ITbM)特任講師

専門:植物生態学・サイエンスコミュニケーション

名古屋大学の本研究所で広報・アウトリーチを担当。教育学部で修士(教育学:理科教育分野)、その後、理学研究科にて植物生態学の研究で博士(理学)を取得。自身の経験を活かして、研究成果や研究所の魅力をわかりやすく伝えるよう奮闘中。

写真名前

髙橋 一誠 Takahashi Issey

<デザイン>

名古屋大学トランスフォーマティブ生命分子研究所(WPI-ITbM)特任講師

名古屋大学ITbMのサイエンスデザイナー。名古屋市立大学、Politecnico di Torinoにて博士(芸術工学,生体医工学)を取得後、名古屋大学、筑波大学研究員を経て現職。現在は、自身のデザイン経験を活かして、サイエンスを視覚的にわかりやすく魅力的に伝えるよう尽力中。

プログラム

16:00
趣旨説明・登壇者の紹介
16:15
グループでの議論。昨年の「未来の研究テーマ」をもとに、グループに分かれて議論します。高大生ファシリテーターが、進行役となり議論を進めます。詳細についてはこちらをご覧ください(10/1公開予定、 https://www.itbm.nagoya-u.ac.jp/sa2023/
17:00
グループの発表・投票による賞の決定
17:20
受賞式・登壇者からコメント・まとめ

出展レポート

企画の概要

昨年のアゴラで集まった50 を超える「未来の研究テーマ」を活かし、今年はそれらを深掘りした。具体的には、エネルギー・気候変動・食糧・健康・人工知能の活用について、出展者(研究者)と来場者がグループに分かれて深く議論し、未来の問題を解決したり未来の生活をワクワクさせたりするような新たな分子のアイディアを創出した。多世代交流を促進するため、学生ファシリテーターがグループでの議論の進行役と発表役を務めた。優れた発表グループには、審査員と参加者の投票によりITbM 賞を決定し、賞を授与した。参加者から「分子とはこんなに身近なものなのだと知ることができ、とても興味深かった」「今まで考えたことなかったことを、他の参加者の方と意見を出し合えて楽しかった 」との感想が寄せられた。出展者(研究者)と来場者がともに未来の社会を描き、ミライの分子について考える機会となった。

企画概要の補足

参加者間で主体的に問題を考え、お互いに意見交換をすることで新しい分子のアイディアが生まれるよう、Zoomのブレイクアウト機能を用いて、各グループ8−9人くらいでグループディスカッションをおこなった。ディスカッションに入る前に、流れと簡単なルールの説明をおこない、共通の認識をもって取り組んだ。ディスカッションの進行では、スライドの画面共有やホワイトボードを用いて、出された意見をメモして整理するなど工夫した。

話し合った未来像

2050年、いまから約30年後、世界はどのように変わっているか?の問いのもと、以下について話し合った。

・エネルギー問題

・気候変動

・食糧問題

・健康問題

・人工知能(AI)の活用

セッションでの意見、論点

・発電、充電の問題を解決する分子

・疲れが残らずよい睡眠がとれる、夜更かししてもよい睡眠がとれる分子

・過剰分は吸収されない食べ物

・飲み物に入れるだけで健康についての全てを管理してくれる分子

・季節を感じられる分子

・話さなくても考えていることが伝わる分子

セッションで出たキーワード

発電、睡眠、環境、食事、がん・認知症の予防、フェイク動画、ChatGPT、教育とAI など

page top