《オンライン》
1026日(木)~28日(土)

《前夜祭》
1117日(金)

《実地開催》
1118日(土)~19日(日)

アクセス ACCESS

28A1410月28日(土)14:30-16:00

オンライン

リベラルアーツカフェ"哲学対話で考える「科学」のこと"
Liberal Arts Cafe "Philosophical dialogue on 'Science'"

リベラルアーツとちぎ
Liberal Arts Tochigi

場所:オンライン

企画概要

写真名前

小学生からシニアまで! 哲学対話で「科学」を考えよう!

小学生からシニア世代まで対等に安心して対話することで、多様な考え方や思いなどを知ることができる哲学対話をご存じでしょうか? 日本国内でも学校や企業などに導入されるほか、市民向けの対話イベントが各地で行われるなど、注目されている学びの手法です。サイエンスアゴラでは「科学」をテーマとし、参加者同士の対話によってじっくり考える体験機会を創ります。本セッションでは30分ほどの解説と60分程度の対話体験の時間を設けます。哲学対話の経験・未経験は問わず、老若男女のご参加が可能です。対話の性質上、対話の時間は20名程度で締め切ることがございます。

登壇者プロフィール

写真名前

藤平 昌寿 フジヒラ マサトシ

リベラルアーツとちぎ代表、自治医科大学医学部客員研究員。
2012年から10年間、帝京大学宇都宮キャンパスにて「とちぎサイエンスらいおん」プロジェクトの立ち上げから終了まで関わる。
2022年より自治医科大学にて対話やコミュニケーション・科学技術社会論などの研究を行う傍ら、「リベラルアーツとちぎ」を立ち上げ、サイエンスからアートまでの広い分野での体験・対話などの企画を実施している。

プログラム

14:30
「哲学対話って何?」
哲学対話を知らない、初めて聞いた、やったことが無い・・・といった方々向けに、概要や事例紹介、ルール説明などをします。
この後、実際に「科学」についての対話を開催しますので、興味ある方・対話に参加したい方は、この解説コーナーからご参加ください。
※本コーナーは公開で開催します。
15:00
「科学についての哲学対話」
前半で説明したルールに沿って、参加者同士で実際に1時間弱の対話を行います。
登壇者がファシリテータを務めます。
この対話では何かの結論を出すなどの目標はありません。
参加者それぞれが「考える」ための対話ですので、ディベートなどとは全く異なります。
ぜひ体験してみてください。
※本コーナーはセミクローズで行います。対話の性質上、20名程度で締め切ることもございます。

出展レポート

企画の概要

小学生からシニア世代まで対等に安心して対話することで、多様な考え方や思いなどを知ることができる哲学対話をご存じでしょうか? 日本国内でも学校や企業などに導入されるほか、市民向けの対話イベントが各地で行われるなど、注目されている学びの手法です。サイエンスアゴラでは「科学」をテーマとし、参加者同士の対話によってじっくり考える体験機会を創りました。本セッションでは30分ほどの解説と60分程度の対話体験の時間を設けました。哲学対話の経験・未経験は問わず、老若男女のご参加が可能です。

企画概要の補足

哲学対話はいくつかの簡単なルールを守るだけで、初対面のグループでも比較的スムーズに対話に入れます。
今年のサイエンスアゴラのトピックにもある「気になる」というキーワード。いろんな「気になる」にも対応可能で、「気になる」をさらに深めることもできます。今後も機会があれば、ぜひ一度体験してみませんか?

話し合った未来像

科学の正しさや恐怖などといった、真理と倫理が複雑に絡む事柄について、常に対話や思考を続けられる社会

セッションでの意見、論点

・科学の良い面・悪い面とは何か?

・正しさには、「真理的な正しさ」と「道徳的・倫理的な正しさ」があるのではないか?

・科学の新しい技術や発見により、人々は知見を得られる一方、恐怖を生む側面もある。

・科学への恐怖や恐れは、一部の優れた人たちが何をやっているのかが見えない・分からないことによるという歴史が繰り返されている。

・震災やコロナ時など、リスクコミュニケーションが必要な場面があるが、例えば、生成AIの倫理などはこれからの課題となっていくだろう。

セッションで出たキーワード

科学の善悪、正しさ、真理的、道徳的・倫理的、科学的根拠、都合の良さ、多数決・平均、知識・知見の獲得、恐怖・恐れ、何をやっているか分からない感、詳しさ、サイエンスコミュニケーション、リスクコミュニケーション、生成AI

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