《オンライン》
1026日(木)~28日(土)

《前夜祭》
1117日(金)

《実地開催》
1118日(土)~19日(日)

アクセス ACCESS

28A1310月28日(土)13:00-14:30

オンライン

おうちではじめるSDGs!作ってわかる!プラスチック
Let's start SDGs! Let's make plastic!

大阪市立科学館ボランティア SCIENCE de DOYA
Osaka Science Museum Volunteers SCIENCE de DOYA

場所:オンライン

企画概要

写真名前

おうちで作ろう!生分解性プラスチック!

誰でも毎日使っている、べんりなプラスチック。その正体を知っていますか?なんと冷蔵庫にあるものを使って、かんたんに作ることができます。

しかも今回作るのは、微生物が分解してしまう生分解性プラスチック。自分だけのはし置きやストローを作って、使い終わったら、土に埋めてみましょう。

プラスチックって、どうしてべんり?どうして問題?生分解性って?みんなで作って、お話ししましょう!

*一緒に実験する場合、事前に各自で準備する材料があります。必ず下のリンクからご確認ください。視聴だけでも楽しめます。

https://sites.google.com/view/doyaagora2023

Everyone uses plastics every day. Do you know what a plastic is? You can easily make it using what you have in the refrigerator.

In this session, you will make biodegradable plastic that can be broken down by microorganisms. Make your own chopstick holder or a straw and bury it in the soil. What will happen?!

Why is plastic so convenient? Why does it affect environment? What is biodegradable? Let's make plastic together and let's talk about it!

*If you wish to make plastic together, please prepare some materials listed at the URL below in advance.

https://sites.google.com/view/doyaagora2023

登壇者プロフィール

写真名前

吉岡 亜紀子 ヨシオカ アキコ

大阪市立科学館親善大使。2009年から大阪市立科学館でサイエンスショーを実演するボランティア「科学デモンストレーター」「大阪市立科学館ボランティア SCIENCE de DOYA」として活動。これまでに日本各地や海外でもサイエンスショーをしている。発明や特許など知的財産の専門家、弁理士でもある。大阪大学大学院理学研究科修了。博士(理学)。

プログラム

13:00
ごあいさつ、準備物の確認、実験の注意
13:05
スーパーボールを作ろう!

*実験に参加する場合、事前に準備するもの
くわしくはhttps://sites.google.com/view/doyaagora2023

(1)合成洗濯のり(PVA)50mL程度、透明プラスチックコップに入れておく。
(2)食塩 大さじ3杯程度
(3)かき混ぜるわりばし
(4)水気をふくキッチンペーパー数枚
(5)お好みで、食用色素や絵の具
(6)おぼんやトレイ(こぼれないように、この中で実験しましょう)

視聴のみの参加も大歓迎です。
13:20
プラスチックって何だろう?
1億分の1の世界を見てみよう!
13:30
はし置きやストローを作ろう!

*実験に参加する場合、事前に準備するもの
くわしくはhttps://sites.google.com/view/doyaagora2023

(1)豆乳120mL
(豆乳は、沸騰するまで加熱して、お酢を加えます。300mL以上入るおなべ(コンロで加熱する場合)や器(電子レンジの場合)に入れておいてください。)

(2)お酢100mL
(3)ろ過するためのキッチンペーパー10枚
(4)ろ過するための器(300mL程度入るもの)
(5)できたものを取り出すためのスプーン
(6)お好みで、食用色素や絵の具
(7)おぼんやトレイ(こぼれないように、この中で実験しましょう)

視聴のみの参加も大歓迎です。
13:50
プラスチックいろいろ
14:00
対話の時間
いっしょにお話ししましょう!

・プラスチックって、どんなものだと思っていましたか?
・プラスチックに対する印象が変わりましたか?
・プラスチックのべんりなところ、ふべんなところ
・プラスチックの代わりになるもの?
・プラスチックの困ったところ?

出展レポート

企画の概要

身近なものを使って生分解性プラスチックを作った。
・洗濯糊に食塩を加えてポリビニルアルコールを取り出し、まるめて、スーパーボールを作った。
・牛乳または豆乳を加熱し、うすめたお酢またはレモン汁を加えてタンパク質を取り出し、好きな形を作った。
水分子と、プラスチックの材料の高分子を模型で見比べた。
大阪市立科学館に展示されているカゼインプラスチックを紹介した。
プラスチックのいろいろについて話し合った。

企画概要の補足

今日作ったプラスチックは、生分解性プラスチックといって、微生物が分解してくれます。ただ細かくするのではなく、分子レベルで、水分子や二酸化炭素まで分解してくれます。おうちで土に埋めてみてください。お部屋に置いておくものと、土に埋めるものを作って、比べるとおもしろくなります。

話し合った未来像

現在よく使われている、石油からできたプラスチックの問題、牛乳や豆乳から作るプラスチックの不便なところを話し合った。

石油からできたプラスチックを、全部、牛乳や豆乳から作るプラスチックに置き換えることができるか、どんな問題があるか、話し合った。

セッションでの意見、論点

<何がおもしろかった?>

・プラスチックがいろいろなものからできているのがわかって、おもしろかった。

・牛乳や豆乳から作ったプラスチックは、透明にならないから、透明なプラスチックの代わりはならない。

・牛乳から作ったプラスチックをちょっと食べてみた。レモンの味がした。

・生分解性プラスチックは、微生物がたくさんいるところでは使えない。

・牛乳や豆乳は食べ物だから、プラスチックを作るために使われると食べ物が減って困る人がいる。

・牛乳をプラスチックに使ってしまったら、プリンが食べられなくなる。

・プラスチックをぜんぶ豆乳で作ることにしたら、おとうふやおみそしるが作れなくなる。

・(環境への負担が少ないからといって)作り過ぎたら、世界がぐちゃぐちゃになる。

・(環境への負担が少ないからといって)作り過ぎたら、ゴミになってしまう。

<ぎもん>

・今日作ったプラスチックは食べてもいいのか?

・今日作ったプラスチックはくさるか?

・今日作ったプラスチックで服ができるか?どうやって作る?着心地はどうか?

・牛乳や豆乳から作るプラスチックでできることは何か?できないことは何か?

セッションで出たキーワード

プラスチック、生分解性、環境、食べ物、繊維、ゴミ、どうやって色を付けるか?、土に埋める

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