《オンライン》
1026日(木)~28日(土)

《前夜祭》
1117日(金)

《実地開催》
1118日(土)~19日(日)

アクセス ACCESS

27A1410月27日(金)14:30-16:00

オンライン

健康を基軸としたwell-being地域社会モデルの実現 -健康の未来を考えよう-
Realization of well-being regional society based on health

弘前大学健康未来イノベーション研究機構
Research Institute of Health Innovation,Hirosaki University

場所:オンライン

企画概要

写真名前

全ての世代に宣言! 産学官民金一体でより良い社会を実現します!

長寿県と短命県の違いはどこにあるのでしょうか。そこから健康問題の本質が見えてきます。弘前大学は青森県の「短命県」という社会課題解決のため、これまで19年間「岩木健康増進プロジェクト(大規模住民合同健診)」を実施して、世界に類例のない健常人の超多項目(3000)健康ビッグデータを収集し、研究してきました。

現在、DeNAや資生堂、花王、味の素などの大企業とコラボして「健康寿命」を旗印に、well-being地域共創社会の実現を目指した巨大プロジェクトに取り組んでいます。
今回の講演では、健康ビッグデータを基に病気を予測するAI(人工知能)の開発など、最先端の研究を紹介します。

登壇者プロフィール

写真名前

村下 公一

弘前大学学長特別補佐、健康未来イノベーション機構長・教授、COI-NEXT拠点長。青森県庁、ソニー、東大フェロー等を経て2014年より現職。弘前大学COI拠点では副拠点長(戦略統括) として産学連携マネジメントを総括。文科省他政府系委員等多数。内閣府「第1回日本オープンイノベーション大賞」内閣総理大臣賞受賞。第7回プラチナ大賞総務大臣賞受賞。第9回イノベーションネットアワード文科大臣賞受賞。

プログラム

14:30
イントロダクション
14:32
セミナー
15:22
質疑応答とまとめ
15:30
対話の時間

出展レポート

企画の概要

長寿県と短命県の違いはどこにあるのでしょうか。そこから健康問題の本質が見えてきます。弘前大学は青森県の「短命県」という社会課題解決のため、これまで19年間「岩木健康増進プロジェクト(大規模住民合同健診)」を実施して、世界に類例のない健常人の超多項目(3000)健康ビッグデータを収集し、研究してきました。
現在、DeNAや資生堂、花王、味の素などの大企業とコラボして「健康寿命」を旗印に、well-being地域共創社会の実現を目指した巨大プロジェクトに取り組んでいます。
今回の講演では、健康ビッグデータを基に病気を予測するAI(人工知能)の開発など、最先端の研究を紹介します。

企画概要の補足

研究の最新の状況やビジョン、目指す社会についての講演の後、参加者にそれぞれ自分事として捉えてもらえるような声がけや質問を投げかけ、一緒に考える場とした。

話し合った未来像

2つのキーワード「経済循環モデル」「全世代アプローチ」を軸に健康を基軸としたwell-being地域社会モデルの実現について話し合った。

セッションでの意見、論点

・「人生100年時代」「超高齢化社会」の到来について、健康寿命や長寿の可能性といった現状や付随する各種の課題(長寿と短命、寿命と健康寿命との格差の要因、生活習慣等ヘルスリテラシー)は何か?

・当拠点の蓄積する健康ビッグデータの特徴や研究(予測モデル、データ解析の体制、データ連携の体制・現状)、ビジョン(well-being社会)や戦略的取組(ソーシャルキャピタルの構築や社会実装の現状等)。

・「デジタルツイン」や「QOL健診」など社会実装について分かりやすく説明し、「QOL健診」の国際展開についても紹介、SDGsへの貢献、特にSDG3「世界の健康づくり」への貢献を共に考える。

・「本人が意識せずとも自然に健康になる」社会・仕組み作りが必要。そのためには社会全体を巻き込み、全ての世代(健康無関心層が多い若者世代を含む)へのアプローチ、また経済的な観点から経済を循環させるモデルの構築が不可欠である。

セッションで出たキーワード

超多項目健康ビッグデータ、超高齢化社会、寿命、生活習慣、岩木健康増進プロジェクト健診、AI疾患発症予測モデル、個人最適な介入経路、社会保障費最適化、ソーシャルキャピタル、産学官民一体の健康づくり、社会実装、Well-being地域社会モデル、イノベーションプラットフォーム、QOL健診、包括的リアルワールドデータ、ヘルスケア・デジタルツイン、ヘルスジャーニー、全世代アプローチ、経済循環モデル

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