《オンライン》
1026日(木)~28日(土)

《前夜祭》
1117日(金)

《実地開催》
1118日(土)~19日(日)

アクセス ACCESS

26A1710月26日(木)17:30-19:00

オンライン

グローバルサウスとSTI協力
STI cooperation with Global South

駐日南アフリカ共和国大使館
South African Embassy in Tokyo

場所:オンライン

企画概要

写真名前

東南アジアからアフリカへ、グローバルサウス時代の国際協力を考える

南アフリカが実施している南南協力を含めた科学技術外交とODA、BRICSなどへの参加、日本がアセアン諸国と実施してきている工学系高等教育ネットワーク、南アフリカと日本が実施している共同研究の実務などを紹介し、これからの科学技術外交について何が必要かをグローバルな視点で議論します。意見交流会では、外交のこと、ODAの実務、海外での仕事の楽しみ、SDGsのことなど、皆様が知りたいことを聞いてみてください。

This session will discuss the next step of science, technology, innovation and education cooperation after experts share best practices, mainly in the South-eastern Asian countries. This session will also consider preferable cooperation schemes for Africa.

登壇者プロフィール

写真名前

Jeppie Ghaleeb ジェピー ハリヴ

南アフリカ共和国大使館 科学イノベーション教育担当公使

国際協力機構(JICA)専門家

島津 英樹

ASEAN高度人材アドバイザー

国際協力機構(JICA)

岩崎 昭宏

人間開発部 参事役 兼 高等・技術教育チーム課長

国際協力機構(JICA)

南アフリカで実施している共同研究の実務担当者

プログラム

日英同時通訳あり
17:30
開会挨拶、南アフリカの実情(ハリヴ ジェピー、南アフリカ共和国大使館)
17:45
トーク1 東南アジアの事情説明(JICA専門家)
18:00
トーク2 南アフリカでの実務
18:10
登壇者による意見交換
18:20
視聴者からの質疑応答
18:29
終了
18:30
第2部 意見交流会

出展レポート

企画の概要

新興国の立場として、南アフリカ共和国の社会課題や外交スタンスを紹介し、科学技術外交の概要について説明がなされた。日本がODAとして実施してきた科学技術及び高等教育の支援プログラム(AUN/SEED-Net及びE-JUST、ABEイニシアチブ)及び共同研究の例として南アフリカで実施されているSATREPSの2案件が紹介され、また、国連がラオスで実施したVERIFIER TRAVEL DOCUMENT & BEARERの説明があった。

企画概要の補足

申請時に予定していた登壇者が体調を崩したりなどで都合がつかなくなり、代役を探す中で、方向性がぶれてしまった。

話し合った未来像

・日本人をグローバルサウス(発展途上国、新興国)へ留学させるには?

・頭脳流出をどう食い止めるか?

セッションでの意見、論点

南アフリカとしては、南南協力だけでなく、日本ともイコールパートナーシップのもと、科学技術協力を実施していきたい。先進国として日本はAEASN諸国やアフリカ諸国から留学生を受け入れている。中国や韓国の学生はASEANの重要性を認識しており、留学数も増えてきているが、日本からは少ない。ASEAN諸国の重要性が日本国内で高まってくれば留学生の数も増えるのではないだろうか。一方で、途上国では大学卒業後、国内に残るより海外の方がチャンスがあるので、頭脳流出が起こっている。共同研究を実施しているパートーナー校に留学させることで、頭脳循環として頭脳流出を食い止めることができるのではないだろうか。また、大学ネットワークの構築と連携強化も必要不可欠ではないだろうか。

セッションで出たキーワード

ASEAN、BRICS、イコールパートナーシップ、IOM(国際移住機関)、脱炭素、SATREPS、ABEイニシアチブ、AJ―CORE、サクラサイエンスプログラム、大学ネットワーク

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