《オンライン》
1026日(木)~28日(土)

《前夜祭》
1117日(金)

《実地開催》
1118日(土)~19日(日)

アクセス ACCESS

19-1A1511月19日(日)15:30-17:00

オープンスペース

ナイスガイの須貝と学ぶワークショップ「重さはどうやって生まれたのだろう」
Lecture & Workshop: What is the origin of mass?

高エネルギー加速器研究機構、ILC-Japan
KEK / ILC-Japan

場所:テレコムセンタービル 1階 オープンスペースA

企画概要

写真名前

★中高大学生の皆さん★ QuizKnockの須貝駿貴さんと重さの謎に挑戦しよう!

「重さ」と聞いて何を思い浮かべますか?「身体が重いな」とか「彼氏が最近重くて…」とか…重さにもいろいろありますが、周りを見回すと物質はすべて重さを持っています。では、そもそも物質に重さがあるのはなぜなのでしょう?このワークショップは、そんな「重さの謎」について楽しみながら学んでいただく企画です。

前半は、浅井祥仁東京大学教授が重さが生まれる仕組みについて素粒子物理の観点から解説。後半は、講演を聞いて生まれた素朴な疑問や「本当だろうか?」と思ったことについて、科学に関係する仕事に興味がある中学~大学生がディスカッションを行います。
QuizKnockの須貝駿貴さんと重さの謎に挑戦しよう!

What comes to your mind when you hear the word "heavy?" "My body feels heavier," or "My boyfriend has become a bit heavy lately..."? We encounter or experience different kinds of “heavy” daily, and you know what? Anything and everything you may see if you look around has “mass.” What gives a substance “mass?” You will have fun learning together about the "mysteries of mass" in this workshop.

In the first half session of the workshop, Shoji Asai, Professor of the University of Tokyo, will share with us the findings from particle physics experiments about how mass is produced. In the last half session of the workshop, students from junior high school to college will participate in the discussion inspired by Prof. Asai’s talk. Why don’t you join us if you are interested in science or pursuing a career related to science?
Please come on board to explore the “mystery of mass” with the science communicator, “Nice Guy” Shunki Sugai of QuizKnock!

登壇者プロフィール

写真名前

浅井 祥仁 アサイ ショウジ

東京大学大学院理学系研究科教授。東京大学素粒子物理国際研究センター長、ILC-Japan スポークスパーソン。1967年石川県生まれ。1995年東京大学理学系研究科博士課程修了。理学博士。ヒッグス粒子、超対称性粒子の探索を専門とし、2015年からCERN(欧州合同原子核研究機構)のLHCを用いたアトラス実験に参加する日本人グループの共同代表者を務めた。

写真名前

須貝 駿貴 スガイ シュンキ

東京大学大学院総合文化研究科後期博士課程修了。「ナイスガイの須貝です」が決めゼリフ。2017年よりQuizKnockに参加し、現在は主にYouTube動画に出演している。国立科学博物館認定サイエンスコミュニケーター。学部卒業時には「一高賞」を受賞したほか、2018年には日本物理学会で「学生優秀発表賞」を受賞している。

プログラム

第1部:15:30~16:00
ミニ講演「どうしてモノには重さがあるのか(仮題)」
浅井 祥仁(東京大学教授)
第2部:16:00~17:00
ワークショプ「重さについて考えてみよう(仮題)」
ファシリテーター:須貝 駿貴(QuizKnock)
講師:浅井 祥仁(東京大学教授)
中学生〜大学生のみなさん(参加者は事前募集)

イベント進行:青木 優美(KEK)

出展レポート

企画の概要

「重さ」と聞いて何を思い浮かべますか?周りを見回すと物質はすべて重さを持っています。では、そもそも物質に重さがあるのはなぜなのでしょう?このワークショップは、そんな「重さの謎」について楽しみながら学んでいただく企画です。知識を得ることだけでなく、常識とされていることに対し「なぜなのだろう、本当にそうなのだろうか」と考えてみる機会も提供します。

企画概要の補足

前半は浅井祥仁東大教授が「重さのうまれる仕組み」について解説。クイズノックの須貝さんがわかりやすく補足してくれました。後半は「重さ」と「質量」の違いを説明する新しいアナロジーを小学生~大学生が考えました。

話し合った未来像

小4~大4の25名が4つのチームに分かれて、重さと質量の違いを説明するための新しいアナロジーを考案。「スクランブル交差点を通る人」「グループの人数とグループの仲良し度」「すごく混雑したお祭りを通る有名人」「友達との関係/親友の関係」の4つのアナロジーが提案されました。

セッションでの意見、論点

大きいものでも軽いものがあり、大きさと重さは関係がないのではという議論があった。テーマは重さと質量であったけれども、そこから密度、加速度の説明の仕方など、自然に他のアナロジーを考えることにつながった。

セッションで出たキーワード

重さ、質量、重いものと動かしづらいものの違い、ヒッグス粒子、止まってくれてありがとう、一緒に話すこと、話す友達は大切、アナロジー

page top