《オンライン》
1026日(木)~28日(土)

《前夜祭》
1117日(金)

《実地開催》
1118日(土)~19日(日)

アクセス ACCESS

18-5E1611月18日(土)16:00-17:00

オープンスペース

未来社会を創るビジョナリーたちの集い
Future Visionaries Conference

JST-RISTEX

場所:テレコムセンタービル 5階 オープンスペースE

企画概要

写真名前

「社会課題を解決する手法を知りたい」「科学コミュニケーションに興味がある」「テクノロジーについて話がしたい」中学生・高校生・大学生を大募集! 最先端技術をベースに、未来を変える提案をしよう!

多様な科学技術の話題や科学コミュニケーションの手法が集まるサイエンスアゴラ。海外の科学コミュニケーションイベントで人気の企画を、サイエンスアゴラ用にアレンジしました。「地球環境と暮らし」「月で暮らす」の2つのテーマでワークショップを開催します(事前登録制。「移動の未来」「情報技術と共生社会」はブース展示に変更となりましたのでご了承ください)。

実地開催の複数の企画を巡って複数の視点からテーマを考えるため、中高生は、科学と社会の接点を考えたうえで探究学習に取り組むことができるようになり、大学生はより解像度を高めて未来社会を考られるようになります。メンターには、アルスエレクトロニカの運営に携わった経験のある有識者を迎えます。この機会に自分の考えを深めたい、未来創造にチャレンジした成果を残したい、未来社会を考える仲間が欲しい、という生徒・学生のみなさんはぜひご参加ください。ワークショップの成果は11月18日(土)に5階のオープンスペースで発表し、その内容はサイエンスアゴラの公式報告書に掲載されます。

参加対象:未来をつくることに挑戦してみたい中学生や高校生、大学生
時間目安:13時~17時
※当初は9:40~17:00の予定でしたが、午後からの実施となりました
※ランチありの参加枠は締め切りました
応募方法:テーマを選択のうえ「チケットを申し込む」からご応募ください。
参加費:無料

【注意事項】

参加者の皆さんは13時に、4階403ブース「サイエンスアゴラから未来社会を創る旅へ」にお集まりください。その後、見学、ワークショップを経て、16:15~17:00に5階のオープンスペースで、チーム毎に考えたことを発表します。発表の様子などはサイエンスアゴラ2023報告書やウェブサイトでも広報されます。

ワークショップは「地球環境と暮らし」「月で暮らす」の2テーマで、1テーマあたり5名程度で実施します。

・地球環境と暮らし(担当:うたたね)

地球環境の変化への対応は、今の社会が抱える大きな課題のひとつです。このテーマでは、普段は物理的・心理的に遠いところにある課題にも向き合ったうえで、「私たちが望むまちとくらし」を具体的に考えます。技術的に課題を解決するだけでなく、様々な立場の人の視点から考えることも、問題を解きほぐす糸口になるかもしれません。自分がどういった面から課題解決に貢献できるかを検討してみましょう。

・月で暮らす(担当:立教大学 理学部 SCOLA)

月に移住する上で、私たちが考える必要があることは何でしょうか?サイエンスアゴラの多数の出展から、自分たちで課題を見つけ、解決方法を考えます。

登壇者プロフィール

写真名前

うたたね UTaTané

「科学や学問との新たなつながりをデザインし、実践する」 UTaTané は、東京大学の学生を中心とした有志団体です。科学や学問との新しいつながりができるイベント設計を行っています。 学園祭展示や、外部でのイベント、学会発表など徐々に活動範囲を拡大中!

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立教大学 理学部 SCOLA Rikkyo University College of Science SCOLA(Science Communication Office for Liberal Arts)

科学史や科学の倫理など「学科を超えた共通科目」の運営、サイエンスコミュニケーターによる「サイエンスコミュニケーションの教育・実践」、近隣学校への「地域・社会連携」としてのイベントの企画運営、等を通じて、科学の専門性を持った教養人の育成とより良い社会作りの貢献を目指す、日本でも稀有なプログラムを実施しています。

プログラム

基本スケジュール
13:00
集合(4階403ブース「サイエンスアゴラから未来社会を創る旅へ」にお集まりください)
※ランチありの方は集合時間が異なります、Peatixからメールをお送りしておりますのでご確認ください
13:00-16:10
メンターからのコメント後、チーム毎にオリエンテーション、企画回覧(1.5~2時間)+ワークショップ(1~1.5時間)
16:15-17:00
参加者による発表(5階オープンスペースEで実施)

出展レポート

企画の概要

本企画では、「地球環境と暮らし」と「月で暮らす」の2テーマに分かれ、中高生・大学生を対象に、企画回覧、ワークショップ、セッション企画での発表を午後半日で実施しました。会場内の複数の企画をテーマに沿って回覧した上で、「学ぶ・知る」だけでなく、自分は何を重要な問題だと考えるか、自分に何ができるかそれを考える上で出展者である研究者や技術者などが何を開示すべきか、といった提言を参加者間で議論し、セッションでの発表にまとめました。ワークショップ内では活発な議論や独自のアイデアが見られました。特に、高校生主催の企画を回覧した際には、ビジョナリー同士が刺激を相互に受けるという場面も見られ、本企画が参加者以外を含む若い世代の議論に相乗的な効果をもたらしたようでした。

セッションでの意見、論点

地球環境と暮らし(担当:うたたね)
本テーマでは、関連企画を回覧後、様々な立場の意見を踏まえて、自身の生活、社会、地球環境の今と未来に求められる行動や大切にしたい価値をメインに議論しました。様々な職業・年齢が記載された「立場カード」をもとに議論した際には、ITエンジニアの立場で考えた参加者から「二酸化炭素のネット上での売買」というアイデアが出るなど、自分以外の立場で考えたことで出てくる独自のアイデアが数多く見られました。

月で暮らす(担当:立教大学SCOLA)
本テーマでは、立教大学SCOLAが開発した視点共創型ゲーム「対話の森のホーホウ」を用いて、「月に移住する上で我々が何を考えるべきか」をメインに議論しました。研究者と参加者のフラットな対話を可能にするゲームを用いた議論を通じて、段階的移住や移住可能性を探る情報収集の必要性、土地所有やエネルギー問題、月での健康・メンタルケアの問題をはじめ、様々な企画に関わる多様な論点が参加者から提示されました。

セッションで出たキーワード

「他者の立場」から環境問題を考える、CO2回収技術を「広げる」にはどうする?、二酸化炭素排出量のネット取引推進、エネルギーゲームを電子化もできるかも?、月のエネルギー・資源の問題、月でのメンタルケアはどうやる?、月の土地は誰のものか?、月と地球の様々なレベルの「格差」

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