《オンライン》
1026日(木)~28日(土)

《前夜祭》
1117日(金)

《実地開催》
1118日(土)~19日(日)

アクセス ACCESS

18-5E1111月18日(土)11:00-12:30

オープンスペース

研究のグレーゾーンについて考える!カードゲーム「QRP GAME」を使った対話型ワークショップ
An interactive workshop using the card game "QRP GAME" to think about gray areas in research.

東京大学 ELSI Game Lab&藤本徹研究室(Ludix Lab)
UTokyo ELSI Game Lab& Ludix Lab

場所:テレコムセンタービル 5階 オープンスペースE

企画概要

写真名前

研究倫理と聞くと、難しい、厳しいという印象を持つ方も多いのではないでしょうか?そこで、こうしたネガティブなイメージを払拭し、楽しみながら研究倫理に対する考えを深めるために、このゲームは開発されました。「QRP GAME」は、“疑わしい研究行為(通称QRP)“をテーマにしたカードゲームです。研究のグレーゾーンを判断することは、大学・企業等の研究者だけでなく、レポートを執筆する学生や自由研究を行う児童生徒にも必要なスキルです。多様な世代が、個々の体験や意見を混ぜ合わせながら、どんな研究行為が良いのか/良くないのかを一緒に探究することで、より良い研究成果のアウトプットと科学界全体の発展に寄与します。

Many people may have the impression that research ethics is difficult or strict. We have developed this game to dispel this negative image and to deepen the concept of research ethics while having fun. The "QRP GAME" is a card game about "Questionable Research Practices" (commonly known as QRP). Determining the gray areas in research is a skill that is necessary not only for researchers at universities and companies, but also for students writing reports and pupils conducting free research. By having diverse generations explore together what kind of research activities are good or bad by mixing their individual experiences and opinions, the game contributes to better output of research results and the development of the scientific community as a whole.

登壇者プロフィール

写真名前

大空 理人 オオソラ マサト

東京大学大学院 学際情報学府 修士課程。Ludix Labにて、人の学びや成長につながる「楽しい経験」を創り出す学習コンテンツの設計や教育プログラムのデザイン方法論を研究。また大学院進学と同時に、株式会社NEXERAに新卒入社し、クリエイターとしてビジネスゲーム及び研修カリキュラムの企画、開発、運用を行う。2023年に『ELSI Game Lab』を設立。科学技術と社会の接続・課題解決にも努める。

プログラム

11:00~11:05
はじめに
11:05~11:10
講義【研究倫理とは / 研究不正・QRPの全体像】
11:10~11:15
ゲームルール説明
11:15~11:25
GAME1:ゲームフェーズ
11:25~11:35
GAME1:対話フェーズ
11:35~11:45
GAME2:ゲームフェーズ
11:45~11:55
GAME2:対話フェーズ
11:55~12:05
GAME3:ゲームフェーズ
12:05~12:15
GAME3:対話フェーズ
12:15~12:25
振り返り作成
12:25~12:30
まとめ

出展レポート

企画の概要

研究倫理と聞くと、難しい、めんどくさいという印象を持つ方も多いのではないでしょうか。そこで、こうしたネガティブなイメージを払拭し、楽しみながら研究倫理に対する考えを深めるために、このゲームは開発されました。「QRP GAME」は、“疑わしい研究行為(通称QRP)“をテーマにしたカードゲームです。多様な世代が、個々の体験や意見を混ぜ合わせながら、どのような研究行為が良いかを一緒に探究することで、より良い成果と科学界の発展に寄与します。

企画概要の補足

カードゲームでは、プレイヤーは倫理審査委員会の審査員として、疑わしい研究行為(QRP)に関する報告を対処していきます。各報告に対して評価を行い、ポイントの獲得を目指しながら、研究について考えます。

話し合った未来像

カードゲームを通して、そもそもどこからがグレーなのか、グレーゾーンを判断することは難しいとの声があり、今後責任ある研究行為が浸透するにあたって必要な重要な観点が出てきました。

セッションでの意見、論点

同じ事例でも研究者や分野によって捉え方はさまざまという声をいただき、疑わしい研究行為に対して多様な視点で考えることの重要性に気付いていただきました。

セッションで出たキーワード

研究グレーゾーン、意外とやっちゃってるかも、グレーとは何か、ゲームで学ぶ、楽しい

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