JST 国立研究開発法人 科学技術振興機構

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SCENARIO 社会課題の解決を目指して

ごみを見つめて未来を変える―SDGs時代のごみ問題解決法

2021年03月16日

シナリオを実現する

  • 主催:

    京都大学大学院地球環境学堂 准教授 浅利美鈴氏

  • 開催日:1999年6月 1日

解くべき課題

◆資源の無駄遣い
◆海洋プラスチック/マイクロプラスチックによる生態系への悪影響
◆環境問題を「自分ごと」に捉える機会の減少・意識の低下

取組のポイント

◆家庭ごみの実態把握「家庭ごみ細組成調査」
◆環境に対する意識を高めるための国内外の活動

取組内容

◆ごみの実態把握「家庭ごみ細組成調査」
・京都市内の400~500世帯の家庭ごみを集めての「家庭ごみ細組成調査」。
・食品ロスや使い捨て製品など、もったいないごみの存在やその増加などを確認。
◆行政機関への提言、メーカーや流通などの企業へのアドバイス
・家庭ごみ細組成調査の結果を基に、ものつくりや販売のスタイルや消費者とのコミュニケーションを通じた3R方策を検討・対話。
◆環境意識を高めるための活動
・『エコ〜るど京大』を組織、京都大学で環境に関わるさまざまなイベントを開催。
・『びっくり!エコ新聞』を毎号14万部発行、京都市内の小中高生に配布。
・小学生向けに17の目標を理解するための「SDGsノート」を作成し、小学校等でのSDGs教育を実施。
・環境問題の知識定着を図る『3R・低炭素社会検定』を設立、問題作成に携わる。
・発展途上国の訪問・滞在。ごみ処理システムの確立のみならず、衛生的な暮らしが脅かされている現地の実情を肌で感じつつ、全般解決に向けた人や体制作りにつながる取り組みを行う。

シナリオの関係者

京エコロジーセンター館長 名誉教授 高月紘氏(ハイムーン)

関連情報

「家庭ごみ細組成調査」に関する情報
「循環型社会」に関する情報
「3R」に関する情報
「消費者行動」に関する情報
「物質フロー」に関する情報

お問い合わせ先

京都大学大学院地球環境学堂 准教授 浅利美鈴氏

ecocheck@eprc.kyoto-u.ac.jp

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