事業成果
アジア・太平洋地域の科学技術をつなぐ
相互理解の促進、科学技術協力加速の基盤整備2025年度更新
アジア・太平洋総合研究センター(Asia and Pacific Research Center, APRC)
アジア・太平洋総合研究センター(Asia and Pacific Research Center, APRC)では、発展が著しいアジア・太平洋地域と我が国との科学技術協力を支える基盤を構築することを目的として、重要トピックでの調査研究、ステークホルダーの交流推進、ポータルサイトを通じた情報発信などの活動を推進。
調査研究

科学技術イノベーション政策、研究開発動向、関連する経済・社会状況について幅広く情報を収集し、今日的な課題やニーズに対応した調査・分析や情報発信を行い、調査報告書を公表。得られた知見を我が国の政策等に生かすために活動するほか、関係機関との連携を見据え、報告書を英訳して公表。
<政策や重要施策に関する調査報告書>
- 「新興技術政策の国際動向とアジア・太平洋における国際協力」
- 「中国の先進各国との共同研究に関する近年の動向」
- 「中国の"科技強国"戦略と産業・科学技術イノベーション」
- 「中国における科学技術人材の育成・支援戦略」
- 「韓国における主要大学と企業の協力動向」
- 「インドネシアの研究開発動向と科学技術ガバナンス改革」
<研究開発動向に関する調査報告書>
交流推進
地域の専門家・有識者と連携し、研究会や研究集会などを開催。
- アジア太平洋研究会: AIや半導体などの重要新興技術動向、政策や経済動向等、時宜を得たトピックについて、オンラインセミナーを開催。(2024年度開催実績:11回)
- 国際研究交流:アジア・太平洋地域との国際的な研究交流や海外機関との戦略的な連携を実施するために、日本と各地域の研究者が参加する研究交流会を開催。
「日韓人工知能ワークショップ」(2024年)
「バイオものづくりに関するAPRC・ERIA研究交流・イノベーションワークショップ」(2024年)
情報発信
日本とアジア・太平洋地域との相互理解促進のためポータルサイトを運営。特集「国際頭脳循環」では、グローバル研究者を引きつけるための鍵となる日本の研究環境の魅力等を発信。
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Science Portal Asia Pacific日本語 2021年4月開設
アジア・太平洋地域(ASEAN、中国、インド、韓国、大洋州、その他)の科学技術情報をニュースや独自コラムの形で日本向けにいち早く発信。
APRCによる独自コラム:
「尹大統領、任期5年の折り返し...科学技術政策の成果と課題」
「AI主導型経済の構築へ、国家事務局を設置 マレーシア」 -
Science Japan英語 2021年4月開設
日本の科学技術情報を、世界、特にアジア・太平洋地域に向けて英語で発信。
特集「頭脳循環」では、有識者や日本で活躍している研究者のインタビュー等、独自記事を掲載。 -
客観日本中国語
日本の科学技術情報などを中国語で発信するポータルサイト。2024年から従来の簡体字サイトに加え、繁体字サイトも開始。