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マネジメントの現場から

2013年6月12日(水) ~13日(木) サイトビジット(島田プロジェクト)報告

 島田プロジェクトでは、認知症対策として、認知症の予防や発症を遅延するための取り組みが重要な役割を持つと考え、① 認知症予防スタッフの養成システムを開発すること、② 認知症予防プログラムを開発すること、③ 高齢者の共助による認知症予防の取り組みの効果を検証することの3つを目標として設定し取り組みを進めています。
   現在は主に2つの取り組みを進めています。ひとつは、地域在住の高齢者を対象とした高齢者機能健診『脳とからだの健康チェック』により、認知症の発症の危険性が高い高齢者をスクリーニングすることです。もうひとつは、認知症予防スタッフの養成です。地域住民を対象として認知症予防スタッフ養成の研修プログラムへの参加者を募集し、座学と実地の研修(全10回)を実施しています。
 サイトビジットの1日目には、大府市内で実際に高齢者機能健診を実施している様子を見学しました。駅前のショッピングモール内に借りた広い会場で、健診への参加を希望した高齢者の方々が、さまざまな検査(医学検査、運動検査、心理アンケート・認知機能検査)を受けていらっしゃいました。この健診を実施しているスタッフのなかに、認知症予防スタッフの研修プログラム受講中の方が入り、実地研修を受けていらっしゃいました。
 夕方には、国立長寿医療研究センターの職員の方々を対象とした、秋山総括と井上アドバイザーによる講演がありました。秋山総括の講演では、コミュニティに焦点を当てた取り組みの重要性がしっかり伝わるようなお話がありました。
 2日目には、もうひとつのフィールドである名古屋市緑区に行き、関与者である緑区役所や保健所の方々とプロジェクトメンバーとの会議に出席しました。7月から開始する健診に向けて、詳細を詰めるための会議でした。双方が活発に議論を交わしていらっしゃる様子から、皆がこの取り組みの意義を強く意識していることが伝わってきました。
 今回のサイトビジットでは、プロジェクトと大府市および名古屋市緑区とが密に連携している様子を拝見することが出来ました。プロジェクトメンバーの皆様も積極的に関与されており、今後の展開がますます楽しみです。


高齢者機能健診の会場があるショッピングモールです。地域の方々に集まっていただきやすいように配慮されています。

認知機能検査の実地研修の様子です。研修受講者(黄色のシャツの女性)が検査を実施する様子をセンタースタッフ(赤いTシャツの女性)が後ろから見守っています。

センター内での講演は、夕方からにもかかわらず、立ち見が出るほど多くの方にお集まりいただきました。

区役所入口すぐの目立つところに『脳とからだの健康チェック』のポスターが貼ってありました。

名古屋市緑区との会議では、区長にもお越しいただき、一体となって取り組んでいる様子が伝わってきました。

島田先生からはプロジェクトの進捗をご報告いただきました。



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