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マネジメントの現場から

2010年11月6日 サイトビジット(辻プロジェクト)報告

 領域アドバイザーが、柏市で実施しているプロジェクトのサイトビジットを行いました。

 研究開発実施者である東京大学高齢社会総合研究機構・柏市・URの3者が、研究開発を実施する柏市豊四季台地域の、近隣センター体育館にて、地域住民の方との初の意見交換会となるタウンミーティングを行いました。

 当日は、豊四季台地域の、特に高齢住民を中心に多くの方が集まり、柏市秋山市長・東京大学鎌田高齢社会総合研究機構長・UR宇佐美地千葉地域支社長の挨拶のあと、本領域アドバイザーでもある、柏市保健福祉部木村部長より、プロジェクト全体の説明がなされました。そのあと、地域住民の方との意見交換が行われました。

 大学のみならず自治体も研究開発実施者の一翼を担っており、自治体のこのプロジェクトに対する意気込みが、参加している住民の方々にも伝わったと思われます。また、参加している地域住民の方々のプロジェクトに対する関心や期待の高さがうかがえました。

 このPJでは農業・食・支援の3つの大きな柱のもと、7つの事業による生きがい就労事業の創出への取り組みが始まりました。それぞれの事業はまだスタートラインに立ったばかりであり、その事業内容による進捗状況の速度は異なることでしょう。これからは、どのように事業者と地域の高齢就労者を結びつけるかという方法論の開発とともに、この地域の住民の特徴やニーズに合わせた就労の場の創出が、重要となってきます。

 今後もこのような地域住民の方々との会合を持つことにより、プロジェクトの周知を図り、またプロジェクトに住民の方々の声を反映させていくことが望まれます。

 東大やURがやってくれるのを待つのではなく、そこに暮らす一人ひとりが自分たちの住む地域を共に作っていくという意識を持ち、いつまでも元気に楽しく活躍できるまちを創っていくことを期待しています。


参加した地域住民の方々

参加した地域住民の方々

参加住民に事業の説明をする秋山浩保柏市長

参加住民からの質問に答える

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