トピックス

研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)
産業ニーズ対応タイプ「中性子源」産学共創の場(最終回)を開催

研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)
ステージⅠ 産業ニーズ対応タイプ「コンパクト中性子源とその産業応用に向けた基盤技術の構築」

https://www.jst.go.jp/a-step/kadai/h27-2s1/h27_sangyo01.html

2019年12月16日、ステージⅠ産業ニーズ対応タイプ 技術テーマ「中性子源」(*)の産学共創の場(最終回)を開催いたしました。 「産学共創の場」とは、産業界と学界が一堂に会し、技術テーマ(**)の解決に向けて意見交換する場です。このような場を設け、産学が一体となって技術テーマの解決に取り組むことは、本プログラムの大きな特長の一つです。当技術テーマの最終年度を迎え、今回の産学共創の場が最終回になりました。

冒頭に、吉沢プログラムオフィサーから、5年に渡る活動の進展状況と、コンパクト中性子源、検出器、計測技術といった各要素技術の研究成果のハイライトを紹介いただきました。

続いて、株式会社日産アーク 代表取締役常務 松本隆 様から「スマート社会実現に向けた分析事業の貢献と中性子線解析への期待」について特別講演をいただきました。その後、令和元年度で終了予定の5課題の成果報告、終了課題を含む全10課題のポスターセッション、招待講演として、終了課題から、東京工業大学 教授 林﨑規託先生より「小型中性子源用陽子加速器の研究開発と今後の展開」、東京大学 教授 高橋浩之先生より「中性子フラットパネルディテクタの研究開発と今後の展開」の講演をいただきました。

当日は、大学・公的研究機関の研究者28名の他、技術テーマ提案団体などの企業から23名が参加し、技術成果や今後の展開について活発な議論や意見交換を進めました。加速器の小型化、小型中性子源による中性子イメージングなどについて、いくつもの大きな進展があったことをあらためて確認できた会議となりました。

最後に、これまでに長きに渡りご支援・ご鞭撻をいただきました皆様に、心から厚く御礼申し上げます。本プログラムの研究成果が、産業競争力の強化に資するよう、今後とも継続したご支援をお願いします。

(*)「中性子源」:
「コンパクト中性子源とその産業応用に向けた基盤技術の構築」の略称
(**)技術テーマ:
産業界共通の技術的課題で、解決のためには大学・公的研究機関などの基礎的な研究が必要なもの