ＪＳＴ（理事長 北澤 宏一）は、社会技術研究開発センター（センター長 有本 建男）の社会技術研究開発事業における平成２２年度新規採択研究開発プロジェクトおよびプロジェクト企画調査注）を決定しました（別紙１）。
社会技術研究開発事業は、社会の具体的な問題の解決を通して、社会的・公共的価値の創出を目指す事業です。社会問題の解決に取り組む関与者と研究者が協働するためのネットワークを構築し、競争的環境下で自然科学と人文・社会科学の知識を活用した研究開発を推進して、現実社会の具体的な問題解決に資する成果を得るとともに、得られた成果の社会への活用・展開を図ります。
本年度は、研究開発プログラム「コミュニティで創る新しい高齢社会のデザイン」、「地域に根ざした脱温暖化・環境共生社会」については、平成２２年４月２２日（木）～６月１６日（水）、「問題解決型サービス科学研究開発プログラム」については同年４月２８日（水）～６月２３日（水）の期間で募集を行いました。
その結果、大学や独立行政法人、企業に加えて特定非営利活動法人なども含む多様な提案者から合計３２５件の応募がありました（別紙２）。
募集締め切り後、領域総括および領域アドバイザーなどの事前評価者（別紙３）が書類選考と面接選考（事前評価）を実施し、１５件の研究開発プロジェクト、および６件のプロジェクト企画調査を採択しました（参考１、参考２）。
今後、契約などの条件が整い次第、研究開発および企画調査などを開始する予定です。
なお、社会技術研究開発センターのホームページは下記からご覧いただけます。
ホームページＵＲＬ： https://www.jst.go.jp/ristex/
- 注） プロジェクト企画調査
- 研究開発プロジェクトの提案のうち、構想は優れているものの研究開発プロジェクトとして実施するためにはさらなる具体化が必要と判断されたものについて、半年間で企画の調査を行うこととしたもの。半年間で終了となり、次年度の再度の応募が期待される。再応募された提案は、他の提案と同様に審査される。
＜添付資料＞
別紙１：平成２２年度新規採択 研究開発プロジェクトおよびプロジェクト企画調査の概要一覧
参考２：社会技術研究開発事業の研究開発領域などについて（平成２２年度）
＜お問い合わせ先＞
独立行政法人 科学技術振興機構 社会技術研究開発センター 企画運営室
〒102-0084 東京都千代田区二番町３ 麹町スクエア５階
担当：佐藤 雅裕（サトウ マサヒロ）、浅野 光基（アサノ コウキ）
Tel：03-5214-0132 Fax：03-5214-0140
E-mail：