JST(理事長 橋本 和仁)は、「国際青少年サイエンス交流事業」インド若手科学頭脳循環プログラムにおける提案募集を2025年6月5日(木)から開始します。
近年、研究力が急激に成長し、優秀な若手人材の宝庫であるインドとの理工系分野の連携強化の必要性は急速に高まっています。一方、世界各国によるインドの理工系人材の獲得競争が激化する中、日印間の人材交流・協力は十分とは言えない状況にあります。
この解決に向けて、本プログラムは、インドの大学などに在籍する大学院生・ポスドク研究者を日本の大学などに招へいし、日本-インドの大学間の共同研究などに基づき、双方の指導教員による共同指導を受けながら、日本で研究活動を遂行するために必要な滞在費支援を行います(最長1年)。これにより、グローバルな「知」の交流促進、国際頭脳循環人材の育成などを目指すとともに、日本-インドの共同研究を通じて、日本の研究力、イノベーション力の強化を目指します。
科学技術の最先端分野における国際頭脳循環の促進を目指すため、①AI・情報、②バイオ、③エネルギー、④マテリアル、⑤量子、⑥半導体、⑦通信を主な研究対象分野とし、2025年6月5日(木)~2025年8月29日(金)正午まで公募を受け付けます。
詳細は、LOTUSプログラムのウェブページをご覧ください。
<プレスリリース資料>
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<お問い合わせ先>
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科学技術振興機構 経営企画部 さくらサイエンスプログラム推進本部
〒102-8666 東京都千代田区四番町5番地3
小西 隆(コニシ タカシ)
Tel:03-5214-7378 Fax:03-5214-8445
E-mail:jst-indiajst.go.jp
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