科学技術振興機構報 第1754号

令和7年3月21日

東京都千代田区四番町5番地3
科学技術振興機構(JST)

AJ-CORE(Africa-Japan Collaborative Research)
第4回公募「地球環境科学」領域における新規課題の決定について

JST(理事長 橋本 和仁)は、戦略的国際共同研究プログラム(SICORP)AJ-CORE(Africa-Japan Collaborative Research)「地球環境科学」領域において、新規課題の採択を決定しました。

今回の募集はAJ-COREの第4回公募に当たり、令和6年6月5日から8月30日にかけて、JSTと南アフリカ国立研究財団およびScience Granting Councils Initiative(SGCI)に参加するアフリカ諸国の研究支援機関と共同で研究課題を募集しました。

今回の募集には19件の応募があり、参加国の専門家の評価、研究支援機関との協議に基づいて、5件の採択を決定しました。

研究実施期間は3年間(36ヵ月)を予定しています。

「AJ-CORE」は、JST 戦略的国際共同研究プログラム(SICORP)のうち、多国間の国際共同研究を推進するプログラムの1つとして、日本、南アフリカおよびアフリカ諸国(SGCI参加17ヵ国)の研究者による3ヵ国以上の国際共同研究により、双方の持続的発展と成長に向けてSDGsなどを中心としたグローバル・地域共通課題の解決に資する国際研究協力推進を強化することを目的としています。

ホームページURL

SICORP:https://www.jst.go.jp/inter/

AJ-CORE:https://www.jst.go.jp/inter/program/multilateral/aj-core.html

<プレスリリース資料>

<お問い合わせ先>

科学を支え、未来へつなぐ

例えば、世界的な気候変動、エネルギーや資源、感染症や食料の問題。私たちの行く手にはあまたの困難が立ちはだかり、乗り越えるための解が求められています。JSTは、これらの困難に「科学技術」で挑みます。新たな価値を生み出すための基礎研究やスタートアップの支援、研究戦略の立案、研究の基盤となる人材の育成や情報の発信、国際卓越研究大学を支援する大学ファンドの運用など。JSTは荒波を渡る船の羅針盤となって進むべき道を示し、多角的に科学技術を支えながら、安全で豊かな暮らしを未来へとつなぎます。

JSTは、科学技術・イノベーション政策推進の中核的な役割を担う国立研究開発法人です。

(英文)“JST to fund five research projects for the 4th call of AJ-CORE (Africa-Japan Collaborative Research) in the field of “Environmental Science” ”

前に戻る