科学技術振興機構報 第1737号

令和6年12月2日

東京都千代田区四番町5番地3
科学技術振興機構(JST)

先端国際共同研究推進事業
「TOPのためのASPIRE」「次世代のためのASPIRE」
における新規課題の決定について

JST(理事長 橋本 和仁)は、先端国際共同研究推進事業(ASPIRE)で実施する「TOPのためのASPIRE」「次世代のためのASPIRE」において、新規課題の採択を決定しました。

このたび、JSTは協力相手国・地域の研究資金配分機関や研究機関などのプログラムで支援を受けている、または支援を受ける予定の研究者と、AI・情報、バイオ、エネルギー、マテリアル、量子、半導体、通信の7分野で国際共同研究を実施する日本側研究者からの提案を募集しました。

その結果、「TOPのためのASPIRE」では7分野で計46件、「次世代のためのASPIRE」では7分野で計85件の応募があり、それぞれ14課題、18課題の採択を決定しました。

「TOPのためのASPIRE」の研究期間は約5年、日本側の研究費(予算額)は1課題当たり5億円を上限(間接経費30パーセント込み)、「次世代のためのASPIRE」の研究期間は約3年、日本側の研究費(予算額)は1課題当たり9,000万円を上限(間接経費30パーセント込み)としています。

<プレスリリース資料>

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JSTは、科学技術・イノベーション政策推進の中核的な役割を担う国立研究開発法人です。

(英文)“JST to fund 32 research projects under the Adopting Sustainable Partnerships for Innovative Research Ecosystem (ASPIRE) Program”

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