JST(理事長 橋本 和仁)は、先端国際共同研究推進事業(ASPIRE)で実施する「TOPのためのASPIRE」「次世代のためのASPIRE」において、新規課題の採択を決定しました。
このたび、JSTは協力相手国・地域の研究資金配分機関や研究機関などのプログラムで支援を受けている、または支援を受ける予定の研究者と、AI・情報、バイオ、エネルギー、マテリアル、量子、半導体、通信の7分野で国際共同研究を実施する日本側研究者からの提案を募集しました。
その結果、「TOPのためのASPIRE」では7分野で計46件、「次世代のためのASPIRE」では7分野で計85件の応募があり、それぞれ14課題、18課題の採択を決定しました。
「TOPのためのASPIRE」の研究期間は約5年、日本側の研究費(予算額)は1課題当たり5億円を上限(間接経費30パーセント込み)、「次世代のためのASPIRE」の研究期間は約3年、日本側の研究費(予算額)は1課題当たり9,000万円を上限(間接経費30パーセント込み)としています。
<プレスリリース資料>
- 本文 PDF(258KB)
<お問い合わせ先>
-
科学技術振興機構 国際部
〒102-0076 東京都千代田区五番町7 K’s五番町
小林 治(コバヤシ オサム)
Tel:03-6261-1994
E-mail:aspirejst.go.jp
科学を支え、未来へつなぐ
例えば、世界的な気候変動、エネルギーや資源、感染症や食料の問題。私たちの行く手にはあまたの困難が立ちはだかり、乗り越えるための解が求められています。JSTは、これらの困難に「科学技術」で挑みます。新たな価値を生み出すための基礎研究やスタートアップの支援、研究戦略の立案、研究の基盤となる人材の育成や情報の発信、国際卓越研究大学を支援する大学ファンドの運用など。JSTは荒波を渡る船の羅針盤となって進むべき道を示し、多角的に科学技術を支えながら、安全で豊かな暮らしを未来へとつなぎます。
JSTは、科学技術・イノベーション政策推進の中核的な役割を担う国立研究開発法人です。