科学技術振興機構報 第1667号

令和6年2月9日

東京都千代田区四番町5番地3
科学技術振興機構(JST)

第2回科学技術振興機構債券の発行について

~大学ファンドによる世界最高水準の研究大学の実現へ~

JST(理事長 橋本 和仁)は、「第2回科学技術振興機構債券(財投機関債)」を発行することとし、令和6年2月9日に発行条件を決定しました。

大学ファンドは、第6期科学技術・イノベーション基本計画等に基づき、国際的に卓越した科学技術に関する研究環境の整備・充実、優秀な若年研究者の育成、および活躍の推進に資する活動などに対して、長期的かつ安定的に支援するための財源を確保する目的で創設され、JSTがその運用を担っています。本起債により調達した資金は、大学ファンドの運用資金として充当されます。

大学ファンドの運用益は、世界最高水準の研究大学の実現を目指す「国際卓越研究大学」に対する支援や、全国の優秀な博士課程学生への経済的支援に活用されます。

本起債による大学ファンドの運用益からの支援を通じて、日本のイノベーション・エコシステムの構築に貢献していきます。

なお、科学技術振興機構債券の詳細については下記のホームページを参照してください。

URL:https://www.jst.go.jp/all/about/bond/index.html

<プレスリリース資料>

<お問い合わせ先>

科学を支え、未来へつなぐ

例えば、世界的な気候変動、エネルギーや資源、感染症や食料の問題。私たちの行く手にはあまたの困難が立ちはだかり、乗り越えるための解が求められています。JSTは、これらの困難に「科学技術」で挑みます。新たな価値を生み出すための基礎研究やスタートアップの支援、研究戦略の立案、研究の基盤となる人材の育成や情報の発信、国際卓越研究大学を支援する大学ファンドの運用など。JSTは荒波を渡る船の羅針盤となって進むべき道を示し、多角的に科学技術を支えながら、安全で豊かな暮らしを未来へとつなぎます。

JSTは、科学技術・イノベーション政策推進の中核的な役割を担う国立研究開発法人です。

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