科学技術振興機構報 第1662号

令和5年12月26日

東京都千代田区四番町5番地3
科学技術振興機構(JST)

経済安全保障重要技術育成プログラム(K Program)における
令和5年度第4回研究開発課題の募集開始について

JST(理事長 橋本 和仁)は、内閣府および文部科学省が定めた研究開発構想を受け、経済安全保障重要技術育成プログラム(K Program)における研究開発課題募集を令和5年12月26日(火)から開始します。

K Programでは、中長期的に日本が国際社会において確固たる地位を確保し続ける上で不可欠な要素となる先端的な重要技術を育成するため、国が定めた研究開発ビジョンに基づき研究開発を実施します。

研究開発ビジョン(第二次)は、経済安全保障推進会議および統合イノベーション戦略推進会議合同会議において令和5年8月に決定されました。これを受けて、内閣府および文部科学省が研究開発構想を作成しています。JSTは両府省から示された研究開発構想に基づき、本募集を行います。

今回、JSTは以下の研究開発構想について研究開発課題を募集します。

(1)プロジェクト型
「衛星の寿命延長に資する燃料補給技術」
公募枠:

①協力衛星を対象とした宇宙空間における燃料補給技術の確立

②非協力衛星への対象拡大を見据えた捕獲技術等の獲得

(2)プロジェクト型
「次世代半導体微細加工プロセス技術」
公募枠:

①拠点研究開発

②EUV露光用次世代革新光源の開発

③光源、光学系、材料系、計測技術等の要素技術開発(フィージビリティスタディ)

(3)個別研究型
「超高分解能常時観測を実現する光学アンテナ技術」

(4)個別研究型
「孤立・極限環境に適用可能な次世代蓄電池技術」
公募枠

①拠点研究開発

②個別の要素技術に関するフィージビリティスタディ

研究開発構想(プロジェクト型)に関してはプログラム・ディレクター(PD)が、研究開発構想(個別研究型)に関してはプログラム・オフィサー(PO)が、研究開発ビジョンの達成と研究開発構想の実現に向けて、研究開発課題の実施を指揮・監督します。研究開発課題の募集は、令和5年12月26日(火)~令和6年3月5日(火)正午まで研究開発構想ごとに実施し、PDおよびPOが外部有識者らの協力を得ながら選考を行います。

詳細はK Programのウェブサイトをご覧ください。

URL:https://www.jst.go.jp/k-program/koubo/

※内閣府ウェブサイトにて公表されたK Programの研究開発構想

URL:https://www8.cao.go.jp/cstp/anzen_anshin/kprogram.html

なお、今後の公募予定・スケジュールについては、上記K Programのウェブサイトをご確認ください。

<プレスリリース資料>

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