科学技術振興機構報 第1654号

令和5年11月22日

東京都千代田区四番町5番地3
科学技術振興機構(JST)

経済安全保障重要技術育成プログラム(K Program)における
令和5年度第3回研究開発課題の募集開始について

JST(理事長 橋本 和仁)は、内閣府および文部科学省が定めた研究開発構想を受け、経済安全保障重要技術育成プログラム(K Program)における研究開発課題募集を令和5年11月22日(水)から開始します。

K Programでは、中長期的に日本が国際社会において確固たる地位を確保し続ける上で不可欠な要素となる先端的な重要技術を育成するため、国が定めた研究開発ビジョンに基づき研究開発を実施します。

研究開発ビジョン(第一次)は、経済安全保障推進会議および統合イノベーション戦略推進会議合同会議において令和4年9月に決定されました。これを受けて、内閣府および文部科学省が研究開発構想を作成しています。JSTは両府省から示された研究開発構想に基づき、本募集を行います。

今回、JSTは以下の研究開発構想について研究開発課題を募集します。

(1)個別研究型

「人工知能(AI)が浸透するデータ駆動型の経済社会に必要なAIセキュリティ技術の確立」

【二次募集】

(2)個別研究型

「量子技術等の最先端技術を用いた海中(非GPS環境)における高精度航法技術・量子技術等の最先端技術を用いた海中における革新的センシング技術」

公募枠:②海中における革新的センシング技術

(3)個別研究型

「空域利用の安全性を高める複数の小型無人機等の自律制御・分散制御技術及び検知技術」

公募枠:①小型無人機等の自律制御・分散制御技術

研究開発構想(個別研究型)に関してはプログラム・オフィサー(PO)が、研究開発ビジョンの達成と研究開発構想の実現に向けて、研究開発課題の実施を指揮・監督します。研究開発課題の募集は、令和5年11月22日(水)~令和6年2月8日(木)正午まで研究開発構想ごとに実施し、POが外部有識者らの協力を得ながら選考を行います。

詳細はK Programのウェブサイトをご覧ください。

URL:https://www.jst.go.jp/k-program/koubo/

※内閣府ウェブサイトにて公表されたK Programの研究開発構想

URL:https://www8.cao.go.jp/cstp/anzen_anshin/kprogram.html

なお、今後の公募予定・スケジュールについては、上記K Programのウェブサイトをご確認ください。

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