科学技術振興機構報 第1613号

令和5年4月25日

東京都千代田区四番町5番地3
科学技術振興機構(JST)

社会技術研究開発事業における
令和5年度新規研究開発プログラムとプログラム総括の決定
および令和5年度研究開発提案募集について

JST(理事長 橋本 和仁)は、社会技術研究開発センター(RISTEX)が推進する社会技術研究開発事業において、「SDGsの達成に向けた共創的研究開発プログラム」の下に、「情報社会における社会的側面からのトラスト形成(デジタル ソーシャル トラスト)」を新規に設定し、そのプログラム総括を明治大学 湯淺 墾道 教授に決定しました。

社会技術研究開発事業は、現存する社会問題の解決や将来起こり得る社会問題への対処などを通して、新たな社会的・公共的価値の創出を目指す事業です。社会問題に関係するさまざまな関与者と研究者が協働するためのネットワークを構築し、競争的環境下で自然科学と人文・社会科学の知識を活用した研究開発を推進します。

今回新たに設定したプログラムでは、情報化社会の進展が生む社会課題を、情報の受け手側と、発信者側あるいは情報そのものとの間の「トラスト」、さらには介在する人・組織・情報サービスに対する「トラスト」の形成や維持の在り方の問題と捉え、その社会的側面から総合知的なアプローチを図る研究開発を対象とし、これらに関する研究開発が「規制・経済」、「技術活用」、「教育」などの各分野において展開されるよう、社会実装も視野に、一体的に推進します。

プログラムの設置期間は令和5年度から令和10年度までとし、今後、複数年にわたり募集を実施する予定です。運営責任者であるプログラム総括がアドバイザーなどの協力を得て、研究開発提案の募集、選考、並びに採択後の研究開発マネジメントなど、プログラム目標の達成に向けた取り組みを推進します。

<募集期間>

令和5年4月25日(火)~6月28日(水)正午

研究開発提案募集の詳細については、別紙および下記ホームページを参照してください。
URL https://www.jst.go.jp/ristex/proposal/proposal_2023.html

<プレスリリース資料>

<お問い合わせ先>

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