JST(理事長 橋本 和仁)は、内閣府および文部科学省が定めた研究開発構想を受け、経済安全保障重要技術育成プログラム(K Program)における研究開発課題募集を令和4年12月5日(月)から開始します。
K Programでは、中長期的に日本が国際社会において確固たる地位を確保し続ける上で不可欠な要素となる先端的な重要技術を育成するため、国が定めた研究開発ビジョンに基づき研究開発を実施します。
研究開発ビジョン(第一次)は、経済安全保障推進会議および統合イノベーション戦略推進会議合同会議において本年9月に決定されました。このビジョンを受けて、内閣府および文部科学省が本年10月に研究開発構想を作成しました。JSTは両府省から示された研究開発構想に基づき、本募集を行います。
今回、JSTが研究開発課題を募集する研究開発構想(プロジェクト型)は以下の通りです。
(1)「無人機技術を用いた効率的かつ機動的な自律型無人探査機(AUV)による海洋観測・調査システムの構築」
(2)「災害・緊急時等に活用可能な小型無人機を含めた運航安全管理技術」
プログラム・ディレクター(PD)が、研究開発ビジョンの達成と研究開発構想の実現に向けて、研究開発課題の実施を指揮・監督します。研究開発課題の募集は、令和4年12月5日(月)~令和5年2月7日(火)正午まで研究開発構想ごとに実施し、PDが外部有識者らの協力を得ながら選考を行います。
研究開発ビジョン(第一次)に係る研究開発構想は今後も両府省から示される予定であり、JSTではそれに基づき、研究開発課題の募集を順次開始する予定です。
詳細はK Programのウェブサイトをご覧ください。
URL:https://www.jst.go.jp/k-program/koubo/
※本年10月に内閣府ウェブサイトにて公表されたK Programの研究開発構想
URL:https://www8.cao.go.jp/cstp/anzen_anshin/anzen_anshin.html
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科学技術振興機構 先端重要技術育成推進部
小西 隆(コニシ タカシ)
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