科学技術振興機構報 第1521号

令和3年9月17日

東京都千代田区四番町5番地3
科学技術振興機構(JST)

羽ばたく女性研究者賞(マリア・スクウォドフスカ=キュリー賞)
の創設について

JST(理事長 濵口 道成)と駐日ポーランド共和国大使館は、日本の女性研究者のより一層の活躍推進に貢献することを目的に、国際的に活躍が期待される若手女性研究者の取り組みを表彰する「羽ばたく女性研究者賞(マリア・スクウォドフスカ=キュリー賞)」を創設します。

JSTでは、科学技術イノベーションの創出に向けて女性研究者の活躍を推進していますが、中でも20歳台後半から30歳台前半の時期は研究者としての活躍が最も期待されると同時に多くの女性はライフイベントが想定される時期と重なることから、一層の支援が求められます。そこで、30歳台前半での功績が認められ、後にノーベル賞を受賞した偉大な女性研究者 マリア・スクウォドフスカ=キュリーの名を冠した表彰制度を新たに創設し、世界に羽ばたく若手女性研究者を奨励します。

第1回となる今回は、2021年10月1日から12月13日まで自薦および他薦にて応募を受け付け、選考委員会による書類審査および面接審査を経て決定します。受賞者の発表および表彰式は、2022年5月を予定しています。

詳細につきましては、別紙および下記のホームページを参照してください。

URL:https://www.jst.go.jp/diversity/researcher/mscaward/

ホームページの公開に合わせて、濵口 理事長と選考委員長である岩崎 明子 先生(イェール大学 Waldemar Von Zedtwitz免疫学冠教授)が本賞創設への思いを語った対談の動画を公開します。上記URLよりご覧ください。

<プレスリリース資料>

<お問い合わせ先>

(英文)“Establishment of the “Marie Sklodowska Curie Award”for young female researchers”

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