JST(理事長 濵口 道成)は、持続可能開発目標達成支援事業(Accelerating Social Implementation for SDGs achievement:aXis(アクシス))において、新規課題を決定しました。
aXisは、日本の科学技術イノベーションを活用して開発途上国でのSDGs(持続可能な開発目標)達成に貢献するとともに、日本発の研究成果などの海外展開を促進することを目的としています。途上国はイノベーションを起こす場としても注目されており、本事業を通じて協力相手国の社会課題の解決に取り組むことで、持続可能な開発を促進しつつ、日本と相手国との良好な協力関係の構築に貢献することが期待されます。
今回、Aタイプ(9,000万円以下(間接経費含む)/年/課題:途上国などと国際共同研究の研究成果を用いた実証試験などを行うことで研究成果の社会実装に向けた障壁緩和を目指す)とBタイプ(3,000万円以下(間接経費含む)/年/課題:国際共同研究の研究成果を社会実装につなげるための小規模な実証試験(FS:フィージビリティスタディ)を行うことで、社会実装を実現する上で解決が必要な課題を明らかにすることを目指す)の公募には111件(Aタイプ41件、Bタイプ70件)の応募があり、専門家の評価により選定された20件(Aタイプ10件、Bタイプ10件)の採択を決定しました。
研究実施期間は令和2年4月~令和3年3月を予定しています。
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