JST(理事長 濵口 道成)は、「日本・アジア青少年サイエンス交流事業(さくらサイエンスプラン)」の公募事業において、2020年度第1回公募により採択する交流計画を決定しました。
本事業は、アジアを中心とする国・地域の優秀な青少年を短期間日本に招へいし、最先端の日本の科学技術に触れることや大学・研究機関などでの交流活動を通じ、人材、研究交流につなげることを目的としており、2014年度に開始されました。本事業に参加した青少年が、将来アジアを中心とする国・地域のサイエンス・リーダーとして活躍し、国境を越えたネットワークを形成することも期待されます。
2020年度第1回公募では、2020年1月31日(金)から3月2日(月)までの期間に計223件の申請がありました。外部有識者を含む日本・アジア青少年サイエンス交流事業選考委員会による審査により、208件の交流計画を採択しました。
採択された交流計画における受入れ機関の内訳は、大学・高等専門学校・高校が94校、財団法人・国立研究開発法人などが10機関、企業1社、自治体2機関 計107機関で、招へい対象者総数は2,556人となりました。
今回は新型コロナウイルス感染拡大への対応として、招へい開始を8月1日(土)以降に延期するとともに、今後、感染拡大の状況や日本政府の方針を踏まえてさらに延期することも想定しています。各交流計画の実施日程は、日本、送出し国、受入れ機関、送出し機関の出入国・行動制限などに関わる方針・規制などに適合しているかを受入れ機関が確認し、JSTが合意することで確定となります。また、各受入れ機関において安全衛生管理に関わる手順を明確にし、徹底することが実施の前提となります。
関連情報や過去の活動報告は、「さくらサイエンスプラン」のホームページにも掲載しています。
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