科学技術振興機構報 第1405号

令和元年11月18日

東京都千代田区四番町5番地3
科学技術振興機構(JST)

「グローバルサイエンスキャンパス(GSC)」
令和元年度全国受講生研究発表会開催 受賞者を発表

JST(理事長 濵口 道成)は、「グローバルサイエンスキャンパス(GSC)」令和元年度全国受講生研究発表会を11月16日(土)から11月17日(日)に日本科学未来館で開催し、文部科学大臣賞以下、優秀賞を決定しました。

GSCは、世界を舞台に活躍できる科学技術系人材の育成を目的として、卓越した意欲と能力を持つ高校生を対象に、各地の大学で国際的な活動を含む高度で体系的な理数教育プログラムを開発、実施する取り組みです。JSTが平成26年度より推進する事業で、本年度は約750名が受講しています。

第6回目となる発表会では、同事業を実施している全国15の大学(過去に実施していた2大学含む)で学んだ受講生約80名が計39件のポスター発表を行い、日頃の研究活動の成果を披露しました。

次世代の科学者に求められる科学的探究能力の獲得度合いや、研究の専門的達成水準のほか、研究の意義や貢献を適切にアピールできたかなどについて審査を行った結果、文部科学大臣賞1件、科学技術振興機構理事長賞1件、審査委員長特別賞2件、優秀賞6件が選ばれました。

グローバルサイエンスキャンパス推進委員会副委員長の隅田 学 愛媛大学 教授は大会の総評を次のように述べています。「全国から才能あふれる生徒によるユニークな研究が発表され、表現力も高く、将来の日本発の科学技術のグローバルな発展や展開に明るい展望を抱きました。科学研究に年齢や性別、国籍は関係ありません。多様な人たちと交流し、新しい研究分野を切り拓き、社会を変革するリーダーに成長してくれることを願っています。」

<添付資料>

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