JST(理事長 濵口 道成)は、平成27年度の新規事業である「リサーチコンプレックス推進プログラム」における採択拠点1件およびFS(フィージビリティスタディ)注1)拠点3件を決定しました(別紙1)。
リサーチコンプレックスとは、地域において集積している研究機関、企業、大学などがそれぞれの活動を融合させ、世界の注目を集める、異分野融合による最先端の研究開発、成果の事業化、人材育成を一体的・統合的に展開するための複合型イノベーション推進基盤です。本プログラムでは、5年後、10年後からその先に実現すべき地域の姿や社会的価値をビジョンとして描き、その実現に向けたリサーチコンプレックスの取り組みを支援し、また、地方創生にも資することを目的としています。
本プログラムは、平成27年7月23日(木)~9月15日(火)まで募集を実施し、10件の応募がありました。今回採択された拠点は、原則として5年度(FSは来年度末までに検証後に採択可否を判断)の支援期間に地域内外の研究開発資源を統合的かつ有効に活用するためのマネジメントシステムを構築・運用することで、地域の優位性を最大限に活かした新事業や新産業、および雇用の創出を目指します。さらに、リサーチコンプレックスの成長・発展を通じて将来的に新たなプレイヤーを持続的に呼び込み発展する体制の構築を目標とします。
本プログラムの詳細については、下記ホームページを参照してください。