JST(理事長 濵口 道成)は、社会技術研究開発センター(センター長 泉 紳一郎)の戦略的創造研究推進事業(社会技術研究開発)「安全な暮らしをつくる新しい公/私空間の構築」研究開発領域において、平成27年度の新規プロジェクトを決定しました(別紙1)。
社会技術研究開発は、社会の具体的な問題の解決を通して、社会的・公共的価値の創出を目指す事業です。社会問題の解決に取り組む関与者と研究者が協働するためのネットワークを構築し、競争的環境下で自然科学と人文・社会科学の知識を活用した研究開発を推進して、現実社会の具体的な問題解決に資する成果を得るとともに、得られた成果の社会への活用・展開を図ります。
本領域では、世帯の小規模化やソーシャルメディアの普及といった社会の変化に伴い深刻化する危害や事故などの安全・安心上の問題の予防に向けて、公と私が協力して発見、介入(支援)できる仕組みづくりやその活動に資する制度と技術の提示に貢献する研究開発を推進します。
本年度の募集では、大学や国立研究開発法人、企業などの多様な提案者から合計47件の応募がありました(別紙2)。
募集締め切り後、領域総括および領域アドバイザーなどの事前評価者(別紙3)が書類選考と面接選考(事前評価)を実施し、9件(研究開発プロジェクト5件、プロジェクト企画調査4件)採択しました。
今後、契約などの条件が整い次第、研究開発などを開始する予定です。
なお、社会技術研究開発センターのホームページは下記からご覧いただけます。
ホームページURL: https://www.jst.go.jp/ristex/