JST(理事長 中村 道治)は、社会技術研究開発センター(センター長 泉 紳一郎)のフューチャー・アース構想の推進における平成26年度の可能性調査(フィージビリティースタディ)課題を決定しました(別紙1)。
フューチャー・アースとは、グローバルな持続可能社会の構築を目指して、地球環境変化に伴うさまざまなリスクに立ち向かう知を共創する、10年計画の国際的な地球環境研究プログラムです。現在の地球環境が抱える課題は、今や全人類的な問題であり、その解決には各国の連携、また、科学界、産業界、行政、市民団体など多様なステークホルダーとの協働による新しい取り組みが必要という認識のもと、2012年に国際科学会議(ICSU)注1)を中心としてフューチャー・アース構想が提唱されました。
今回の公募は、フューチャー・アースに関する分野の中から、トランスディシプリナリー研究注2)として取り組むべき研究開発課題の協働設計(Co-Design)の実践提案を募集しました(参考)。
その結果、合計24件の応募がありました(別紙2)。
募集締め切り後、事前評価者(フューチャー・アース委員会委員)が書類選考を実施し、8件の可能性調査課題を採択しました。
今後、契約などの条件が整い次第、可能性調査を開始する予定です。
なお、社会技術研究開発センターのホームページは下記からご覧いただけます。
ホームページURL: https://www.jst.go.jp/ristex/