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科学技術振興機構報 第1077号

平成27年1月9日

東京都千代田区四番町5番地3
科学技術振興機構(JST)

ベルモント・フォーラムCRA(共同研究活動)における
平成25年および26年の新規課題の決定について

JST(理事長 中村 道治)は、ベルモント・フォーラム注1)CRA(共同研究活動)注2)において、平成25年「食料安全保障と土地利用の変化」分野および平成26年「生物多様性と生態系サービスのシナリオ」分野で募集を行い、新規課題を決定しました。

平成25年に「食料安全保障と土地利用の変化」分野で募集を行い、Type1(ネットワーキングタイプ)に12件、Type2(共同研究タイプ)に34件の応募があり、それぞれ1件の支援課題を決定しました(別紙1)。Type1は平成26年5月より支援中(研究期間:18ヵ月、研究費:総額約1,500万円)であり、Type2は平成27年2月より支援開始予定(研究期間:3年間、研究費:年間約1,500万円(予定))です。

平成26年には「生物多様性と生態系サービスのシナリオ」分野で募集し、9件の応募があり、2件の支援課題を決定しました(別紙2)。平成27年4月より支援開始予定(研究期間:2年間、研究費:1課題あたり総額約700万円)です。

詳しくは下記ホームページを参照してください。

URL:https://www.jst.go.jp/inter/sicp/country/belmont-forum.html

注1) ベルモント・フォーラム(Belmont Forum)
ベルモント・フォーラム(2009年設立)とは、地球の環境変動研究を行う世界の主要先進国や新興国のファンディングエージェンシー(研究支援機関)および国際的な科学評議会の集まりです。国際的な資金と研究者を動員し、連携することにより、人類社会の持続可能性を阻む重大な障害を取り除くために必要とする環境関連の研究を加速、深化させることを目的としています。
注2) CRA(共同研究活動)
ベルモント・フォーラムではさまざまな分野において同時並行的に共同研究活動(Collaborative Research Action:CRA)を設定しています。多国間(3ヵ国以上)の共同提案を募り、合同で選考を行い、採択した課題についてそれぞれの国の分担研究をその国のファンディングエージェンシーが資金支援します。

<添付資料>

別紙1:ベルモント・フォーラムCRA(共同研究活動)「Food Security and Land Use Change(食料安全保障と土地利用の変化)」新規課題 一覧

別紙2:ベルモント・フォーラムCRA(共同研究活動)「Scenarios of Biodiversity and Ecosystem Services(生物多様性と生態系サービスのシナリオ)」新規課題 一覧

参考1:ベルモント・フォーラムCRA(共同研究活動)「Food Security and Land Use Change(食料安全保障と土地利用の変化)」採択に関して

参考2:ベルモント・フォーラムCRA(共同研究活動)「Scenarios of Biodiversity and Ecosystem Services(生物多様性と生態系サービスのシナリオ)」採択に関して

<お問い合わせ先>

科学技術振興機構 国際科学技術部
〒102-0076 東京都千代田区五番町7 K’s五番町
久保田 壮一(クボタ ソウイチ)、マーティン・ガッズデン、柿内 久弥(カキウチ ヒサヤ)
Tel:03-5214-7375 Fax:03-5214-7379
E-mail:

(英文)JST to fund new Belmont Forum projects in the 2013 and 2014 Collaborative Research Actions