プロジェクト紹介

最終更新日:

野崎 貴裕PM 写真

目標3 研究開発プロジェクト(2026年度採択)身体性相互作用の秩序に基づく知能創発ロボティクス基盤

プロジェクトマネージャー(PM)野崎 貴裕慶應義塾大学 理工学部 准教授

概要

本プロジェクトでは、ロボットが人や物に触れたときの力や動き、エネルギーのやり取りから、対象の性質や「何ができるか」を理解し、状況に応じて自ら動作を組み立てる知能の実現を目指します。視覚・言語だけでは捉えにくい接触や摩擦、変形などの物理情報を知能・身体・シミュレーションで一体的に扱い、未知の環境や外乱があっても、一連の作業を最後まで安全にやり遂げ、人や環境の変化にも柔軟に適応できる汎用自律ロボットの基盤を構築します。

身体性相互作用による知能創発

2030年までのマイルストーン

2030年までに、食品加工、建設土木、生活介護などの実環境において、未知の外乱や条件変化があっても、一連のタスクを最初から最後まで95%以上の確率で完遂し、環境の変化には30分以内に適応できることを実証します。また、人と近接する環境でも安全かつ社会規範に沿って行動し、未知のリスクを自律的に回避できるロボットシステムを実現します。さらに、3社以上での試験導入を通じて、監査可能な運用方法、責任分界、ガイドラインを整備し、社会実装と標準化につなげます。

2030年の到達目標

※一部のイラストは生成AIで作成しています

研究開発項目

  • [1] エネルギー授受とインピーダンスに基づく機能抽出と知能の創発
  • [2] 身体性基盤モデルにおける物理的ハルシネーションの能動的抑制
  • [3] 相互作用の質を決定する制御的可変インピーダンス身体の確立
  • [4] 微細な抵抗様式を読み解く探索的マニピュレーションの実現
  • [5] 身体・知能統合による適応的動作生成
  • [6] 他者との調和を内在化する力学的規範と責任モデルの提示

課題推進者

研究開発項目[1] 野崎 貴裕 慶應義塾大学 理工学部 准教授
研究開発項目[2] 杉浦 孔明 慶應義塾大学 理工学部 教授
研究開発項目[2] 藤本 康孝 横浜国立大学 大学院工学研究院 教授
研究開発項目[2] 田中 一敏 オムロンサイニックエックス株式会社 シニアリサーチャー
研究開発項目[2] 吉田 一平 カワダロボティクス株式会社 技術部 部長
研究開発項目[3] 野村 優介 マイクロテック・ラボラトリー株式会社 代表取締役社長
研究開発項目[4] 和田 博 ダブル技研株式会社 取締役会長
研究開発項目[4] 岡田 和廣 株式会社ワコーテック 代表取締役
研究開発項目[5] 辻 俊明 埼玉大学 大学院理工学研究科 准教授
研究開発項目[6] 君嶋 祐子 慶應義塾大学 法学部 教授

PDFダウンロード

関連情報このプロジェクトのプレスリリース、イベントなど