戦略的創造研究推進事業における個人型研究
平成12年度採択研究課題の事後評価結果について

平成16年6月8日
独立行政法人科学技術振興機構
研究推進部


 研究推進部では、この度、戦略的創造研究推進事業 個人型研究における研究課題の事後評価を実施した。これは、研究課題毎に、研究の実施状況、研究成果、波及効果等を明らかにし、今後の研究成果の展開及び事業の運営の改善に資することを目的として、「基礎的研究推進事業の課題評価の方法等に関する達」(平成15年10月)に基づき実施したものである。

1.対象となる研究課題件数とこれらが属する領域等

(1) 研究課題合計  100件
(2) 領域別の内訳
       
(平成12年度採択研究課題・平成15年度終了  100件)
「情報と知」   (研究総括 安西 祐一郎 慶應義塾長) 11件
「組織化と機能」 (研究総括 国武 豊喜 北九州市立大学 副学長) 11件
「認識と形成」  (研究総括 江口 吾朗 学校法人尚絅学園 理事長、同大学長) 14件
「秩序と物性」   (研究総括 曾我 直弘 独立行政法人産業技術総合研究所 理事) 10件
「相互作用と賢さ」 (研究総括 原島 文雄 東京電気大学工学部 教授)  6件
「機能と構成」   (研究総括 片山 卓也 北陸先端科学技術大学院大学情報科学研究科 教授)  6件
「協調と制御」   (研究総括 沢田 康次 東北工業大学通信工学科 教授) 12件
「タイムシグナルと制御」 (研究総括 永井 克孝  三菱化学株式会社 顧問) 16件
「変換と制御」   (研究総括 合志陽一  国立環境研究所理事長) 14件

2.研究実施期間

平成12年度採択研究課題 : 平成12年10月1日から平成15年9月30日まで(3年間)

3.事後評価の目的

研究の実施状況、研究成果、波及効果等を明らかにし、今後の研究成果の展開及び事業運営の改善に資することを目的とする。

4.事後評価の進め方

 期間終了後、研究を行った研究者自らが研究結果について報告をすると共に自己評価を行い、一般公開の研究報告会における領域アドバイザー、外部研究者等からの意見及び質疑応答も参考に、研究総括が次の面から事後評価を実施した。    
  @外部発表(論文、口頭発表等)、特許、研究を通じての新たな知見の取得等の研究成果の状況    
  A得られた研究成果の科学技術への貢献等    
 なお、事後評価の進め方については下記の通りである。

(1) 研究終了(平成15年9月30日)
(2) 研究総括、領域アドバイザー出席の下で一般公開の研究報告会を開催し被評価者からの報告、意見交換を行う(平成15年10月〜平成15年12月)
(3) 研究課題別評価報告書(研究結果、自己評価)を研究者が作成する(平成16年1月〜平成16年2月)    
(4) 各研究者が作成した研究課題別評価報告書と研究報告会での意見・質疑応答を参考に研究総括が評価し、評価内容に関する各研究者の意見を聞いたうえで、研究総括が事後評価報告書を作成する(平成16年2月〜平成16年5月)    
(5) 研究推進部にて全研究領域の事後評価報告書をとりまとめ、審議会等に報告すると共に一般に公開

5.研究課題毎の事後評価

  「情報と知」領域:別紙1(P.1)
  「組織化と機能」領域: 別紙2(P.62)
  「認識と形成」領域:別紙3(P.99)
  「秩序と物性」領域: 別紙4(P.148)
  「相互作用と賢さ」領域: 別紙5 (P.213)
  「機能と構成」領域: 別紙6 (P.254)
  「協調と制御」領域: 別紙7 (P.289)
  「タイムシグナルと制御」領域: 別紙8 (P.338)
  「変換と制御」領域: 別紙9 (P.396)



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