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平成20年度(3年度)研究者 研究期間:2008〜2011年度
研究テーマの概要
HIV-1は潜伏感染することで抗ウイルス薬、宿主の免疫学的排除から逃れることが知られています。HIV-1の潜伏感染において特徴的なのは、HIV-1の転写伸長が不完全に停止して生じたと考えられる短鎖のRNAが、潜伏感染化T細胞において検出される点にあります。本研究ではこの短鎖RNAのHIVの潜伏感染における存在意義を明らかにし、その分子機構を明らかにすることを目指します。
※ 本研究課題は、さきがけ研究期間終了後継続して、平成24年〜平成26年まで研究加速強化システムによりJSTが支援を行いました(課題名「HIV感染の迅速検出法と潜伏感染化ウイルスの予後予測法確立」)。
事後評価結果(研究加速) |