3期生:2007年度採用研究者 2007年10月〜2011年3月
科学技術振興機構 さきがけ専任研究者
大阪大学 産業科学研究所 高次細胞機能研究分野 日本学術振興会特別研究員
http://www.metabolism.jst.go.jp/ronbun/imamura.html
蛍光ATPプローブを用いたATP代謝の解析
全ての細胞はATPという物質をエネルギーとして使っています。つまり、細胞内のATP濃度は細胞のエネルギー状態の指標となると考えられるわけですが、これまでは個々の細胞についてATP濃度を測定する事は困難でした。本研究では蛍光によって細胞内のATP濃度をモニターする手法を確立して、ATPの細胞内での振る舞いを調べます。さらに、ATPの合成・分解が制御される機構を明らかにする事を目指します。