1期生:2005年度採用研究者 2005年10月〜2009年3月
名古屋大学大学院理学研究科 生命理学専攻
植物生理学グループ 准教授
九州大学大学院理学研究院 生物科学部門 助手
http://www.metabolism.jst.go.jp/ronbun/kinoshita.html
気孔開閉と細胞膜H
+
-ATPaseの活性調節機構の解明
植物の表皮に存在する気孔は、植物特有の代謝反応である光合成に必要な二酸化炭素の唯一の取り入れ口で、太陽光に含まれる青色光に応答して開口し、植物と大気間のガス交換を行っています。本研究では、気孔開閉変異体を用いた気孔開閉の分子機構の解明、気孔開口を含め植物細胞において多様な機能を担っているマスターエンザイム細胞膜プロトンATPアーゼ (H
+
-ATPase) の活性調節機構の解明を目指します。