１期生：2005年度採用研究者 2005年10月〜2009年3月
自然科学研究機構 生理学研究所 細胞器官研究系 生体膜研究部門 教授
国立長寿医療センター 研究所・遺伝子蛋白質解析室 省令室長
http://www.metabolism.jst.go.jp/ronbun/fukata.html
シナプス機能におけるS-アシル化動態の時空的解析
蛋白質は翻訳後修飾により、遺伝情報を超えて新たな機能や制御機構が付加され、複雑な細胞機能を制御します。中でもＳ−アシル化修飾は多くの機能蛋白質にみられる脂質修飾であり、蛋白質を特定の膜ドメインに輸送し、その機能をダイナミックに制御します。本研究ではＳ−アシル化動態を測定、可視化する技術を創出し、Ｓ−アシル化修飾反応の全容解明を目指すとともに、特に神経シナプス機能制御機構との関連を明らかにすることを目指します。
