FCSB-2008 システムバイオロジー国際ワークショップ開催(2008年2月4日-6日)

戦略的国際科学技術推進事業の一環として、システムバイオロジーの国際ワークショップを2月4日-6日に東京国際フォーラムにおいて開催いたしました。
 本ワークショップは、
(1)日本発の「システムバイオロジー」分野の世界における取り組み状況の現状を知る、
(2)創薬への同分野の適用方法におけるイノベーションを図る、
(3)最新のフロンティアトピックスを国内研究者に紹介し、研究意欲を鼓舞する
ことを目的に、英国バイオテクノロジー生物科学研究会議(BBSRC)と共同で開催いたしました。
 欧米において一線で活躍している研究者を含め、海外9カ国から32名のスピーカーと招待参加者約60名が参加し、初日には11件のフロンティアトピックスが発表され、2、3日目に創薬へのシステムバイオロジーの適用に関するパラダイムシフトをテーマに、基調講演2件を含む19件の発表があり、熱い議論がたたかわれました。
 最終日には議論をまとめた「東京宣言」が発表され、30年以内で分子レベルから組み上げた人間の計算機モデルを創り上げる活動目標が宣言されました。