日米先端工学(JAFOE)シンポジウムについて

JSTでは若手の工学分野の研究者に対し、異分野の研究者との交流の場を提供するため、全米工学アカデミー(NAE: National Academy of Engineering)、及び日本工学アカデミー(EAJ: Engineering Academy of Japan)の共催による日米先端工学(JAFOE: Japan-America Frontiers of Engineering)シンポジウムに協賛しています。

日米先端工学(JAFOE)シンポジウムは、日米の工学分野で研究・開発に携わっている若手研究者(30~45歳程度)が一堂に会し、異分野の研究者との交流を通じて、自らの研究・開発に対する新しい可能性や分野横断的な領域の開拓につながる場を提供しています。 また異分野の最先端における研究開発や諸問題について議論することにより、共同研究や分野横断的な新技術などの移転、工学における次世代リーダー間のネットワークの形成を促進しています。

これまでの経緯、運営方法、開催形態など詳細につきましては下記のページをご参照ください。

また、本シンポジウムの報告書(Proceedings)は当機構の運営する「J-STAGE」にてご覧いただけます。(第3回~第7回を収録)

JAFOE開催年表(平成21年度(2009年度)まで)

年度をクリックすると、各年度シンポジウム参加者一覧にジャンプします。

JAFOE開催年表
年度セッション会場・開催地参加人数
(スピーカーを含む)
H21 ・知の構造化最新技術
・脳科学が切り開く未来
・産業への応用のための新材料
・世界的な気候変動モデル
ベックマンセンター(カルフォルニア州アーバイン) 日本:30名
米国:30名
H20 ・バイオテクノロジーと医療のための自動化装置の発展
・音声・言語技術の最前線-時系列モデルの将来
・代替エネルギー
・先端センサー技術
神戸国際会議場(兵庫県神戸市) 日本:31名
米国:31名
H19 バッテリーテクノロジー、医療用素材、ヒューマンコンピューターインターラクション、ロケット工学・航空宇宙、次世代データセンター ヒューレット・パッカード社(米国カリフォルニア州パロアルト) 日本:30名
米国:28名
H18 サイバーセキュリティー、バイオメカトロニクス、システムバイオロジー、有機エレクトロニクス つくば国際会議場(茨城県つくば市) 日本:31名
米国:29名
H17 人間型ロボット、半導体R&D、バイオ工学(病原菌等の検出・排除)、純水技術 日立GLOBAL TECH.RES.LAB.(米国サンノゼ) 日本:29名
米国:30名
H16 生物医学機器・装置、高齢者のためのIT、光通信、水素エネルギー けいはんなプラザ(京都府相楽郡) 日本:29名
米国:32名
H15 大規模土木工学、エネルギーシステム、生物工学、情報技術 ベックマンセンター(米国カリフォルニア州アーバイン) 日本:34名
米国:30名
H14 生物工学、ナノテクノロジー、持続可能な生産技術、情報技術 日本科学未来館 (東京都江東区青海) 日本:32名
米国:29名
H13 開催せず(※)
H12 地震工学、生物工学、材料工学、製造工学 奈良県奈良市(奈良新公会堂) 日本:33名
米国:29名

※開催予定の第2回JAFOEが米国における同時多発テロの影響により1年延期。
 それに代わり国際異分野研究交流シンポジウムを開催。