日米先端工学(JAFoE)シンポジウムについて

JSTでは若手の工学分野の研究者に対し、異分野の研究者との交流の場を提供するため、全米工学アカデミー(NAE: National Academy of Engineering)、及び日本工学アカデミー(EAJ: Engineering Academy of Japan)と共同で日米先端工学(JAFoE: Japan-America Frontiers of Engineering)シンポジウムを開催しています。

日米先端工学(JAFoE)シンポジウムは、日米の工学分野で研究・開発に携わっている若手研究者(原則45歳以下)が一堂に会し、異分野の研究者との交流を通じて、自らの研究・開発に対する新しい可能性や分野横断的な領域の開拓につながる場を提供しています。 また異分野の最先端における研究開発や諸問題について議論することにより、共同研究や分野横断的な新技術などの移転、工学における次世代リーダー間のネットワークの形成を促進しています。

全米工学アカデミー(NAE)は、1995年より企業・大学・政府研究機関から30~45歳までの新進気鋭のエンジニア(100名規模)を集め、先端工学シンポジウムを開催、同様に1998年からは独米2国間でシンポジウムを開催しています。これらの成果を受けて、日米間においてもシンポジウムを開催することになり、2000年11月に第1回を日本で開催するに至りました。

日本側ではシンポジウムの基本的な方針等を審議するため、外部の有識者からなる推進委員会を設置し、推進委員会の下に、シンポジウムの具体的な企画及び運営のために、運営委員会を設置しています。運営委員会は米国側にも設置され、日米各5名の運営委員で構成されています。

本シンポジウムは分野の異なる4または5つのセッションで構成されています。各セッションでは分野独特の専門用語を避けるなど、異分野の研究者にも理解しやすいように工夫して発表を行い、また、なるべく多くの時間を討論にあてるよう配慮しています。

また、本シンポジウムの報告書(Proceedings)は当機構の運営する「J-STAGE」にてご覧いただけます。
(第3回~第7回を収録)

[写真:シンポジウムの様子1]

[写真:シンポジウムの様子2]

JAFoE開催年表

年度をクリックすると、各年度シンポジウム参加者一覧にジャンプします。

JAFoE開催年表
年度セッション会場・開催地参加人数
(スピーカーを含む)
H21 ・知の構造化最新技術
・脳科学が切り開く未来
・産業への応用のための新材料
・世界的な気候変動モデル
ベックマンセンター(カルフォルニア州アーバイン) 日本:30名
米国:30名
H20 ・バイオテクノロジーと医療のための自動化装置の発展
・音声・言語技術の最前線-時系列モデルの将来
・代替エネルギー
・先端センサー技術
神戸国際会議場(兵庫県神戸市) 日本:31名
米国:31名
H19 バッテリーテクノロジー、医療用素材、ヒューマンコンピューターインターラクション、ロケット工学・航空宇宙、次世代データセンター ヒューレット・パッカード社(米国カリフォルニア州パロアルト) 日本:30名
米国:28名
H18 サイバーセキュリティー、バイオメカトロニクス、システムバイオロジー、有機エレクトロニクス つくば国際会議場(茨城県つくば市) 日本:31名
米国:29名
H17 人間型ロボット、半導体R&D、バイオ工学(病原菌等の検出・排除)、純水技術 日立GLOBAL TECH.RES.LAB.(米国サンノゼ) 日本:29名
米国:30名
H16 生物医学機器・装置、高齢者のためのIT、光通信、水素エネルギー けいはんなプラザ(京都府相楽郡) 日本:29名
米国:32名
H15 大規模土木工学、エネルギーシステム、生物工学、情報技術 ベックマンセンター(米国カリフォルニア州アーバイン) 日本:34名
米国:30名
H14 生物工学、ナノテクノロジー、持続可能な生産技術、情報技術 日本科学未来館 (東京都江東区青海) 日本:32名
米国:29名
H13 開催せず(※)
H12 地震工学、生物工学、材料工学、製造工学 奈良県奈良市(奈良新公会堂) 日本:33名
米国:29名

※開催予定の第2回JAFoEが米国における同時多発テロの影響により1年延期。
それに代わり国際異分野研究交流シンポジウムを開催。