公募情報
募集詳細:バリュープロデュースコース
本コースは、ケース事例(JSTの実際の技術シーズを予定)を基に、事業化のプロセスに沿って全体を俯瞰しながら、様々な分析手法を用いた多角的な検討を通じ、受講者自身の今後の技術移転活動へ役立てることをねらいとします。
受講対象
大学等、企業において産学官連携に関わり、研究推進を行う研究者やコーディネート活動に従事している方、または研究支援あるいは事業化支援を行っている方。
募集期間/募集人数
2021年6月1日(火)~6月25日(金)17時/30名
研修日程・内容
※本コースは一貫したカリキュラムとなっておりますので、第1回~第6回の計6日間すべてを受講できる方を対象とします。
※同一年度で本コースと他のコースを重複して受講することはできません。
※第1回~第6回の全課程を受講された方には、修了証を授与いたします。
※実際のシーズを基にしたケース事例を準備する予定です。また、事前課題の作成時やグループ討議の補完のツールとしてSlackを用いる予定です。その際、以下の運用を徹底しております。
参加者(講師・事務局を含む)の「守秘義務に関する覚書」の署名・提出を義務づけます。
日程 | 課程 | 内容 |
---|---|---|
2021年9月8日(水) 10:00-17:00 |
第1回 [事業化へのロードマップ] |
事業化した実事例を通して、コーディネータに求められる役割や検討すべき内容を理解する。また、研究成果を事業化するための出口目標を知り、目標達成に至るまでのプロセスを把握する。 |
2021年9月9日(木) 9:30-16:30 |
第2回 [産学官連携の全体俯瞰と研究成果の選別・評価] |
技術移転活動の全体像を俯瞰し、事業化展開を進めるために必要とされる技術面、人物面からのリスクを把握する。具体的なケース事例を用いて研究成果の取扱方針をグループで検討する。 |
2021年11月10日(水) 10:00-17:00 |
第3回 [知財戦略の検討] |
技術移転における知財戦略の意義と留意すべきポイントを学ぶ。出口戦略の検討で重要となる特許調査や収集すべき情報の整理などに取り組み、パテントマップの作成・分析に対するポイントを理解する。 |
2021年11月11日(木) 9:30-16:30 |
第4回 [研究成果の付加価値の創出] |
研究成果に係わるニーズの捉え方や付加価値の創出について学ぶ。技術マーケティングの実践手法の1つであるS-N変換を用いて、新たな価値や市場創出の可能性を検討する。 |
2022年1月12日(水) 10:00-17:00 |
第5回 [事業化シナリオの策定①] |
座学講義やグループ討議を通じて、事業化シナリオの検討ポイントについて理解を深める。また、ケース事例に基づき、競合する製品やサービス、ビジネススキームなどを整理する。 |
2022年1月13日(木) 9:30-16:30 |
第6回 [事業化シナリオの策定②] |
第5回の検討を踏まえて、事業化に向けて取り組むべき課題やリスク等の整理などを行い、事業化シナリオを取りまとめる。 |
【第1回~第6回】開催場所
国立研究開発法人科学技術振興機構 東京本部別館 2F 会議室A
〒102-0076 東京都千代田区五番町7 K's五番町 交通アクセス詳細
- JR「市ヶ谷駅」より徒歩3分
- 都営新宿線、東京メトロ有楽町線、東京メトロ南北線「市ヶ谷駅」(2番出口)より徒歩3分
※社会情勢を鑑み、オンライン開催となる可能性があります。あらかじめご了承ください。
研修費用
無料 ※交通費、宿泊費等については各自でご負担願います。
お申し込み方法
本コースの募集は終了いたしました。