総合科学技術・イノベーション会議(CSTI)が主導するImPACTプログラム「ユビキタス・パワーレーザーによる安全・安心・長寿社会の実現」では、究極の光と言われ世界にまだ2つしかないX線自由電子レーザー(XFEL)をレーザー電子加速により超小型化する技術や、大型の高出力パルスレーザーを手のひらサイズまで超小型化する技術を確立し、いつでも・どこでも・だれでも使えるようにすることで、新技術・新産業を創出することを目的とした開発を進めております。
プログラムがスタートして3年半が過ぎ、多くの成果が生まれております。レーザー電子加速においては安定な電子発生技術やプラズマ診断技術の開発において大きな成果が得られております。また、オープンイノベーションによる開発拠点として理化学研究所 播磨 放射光科学総合研究センター内に構築していたプラットフォームが完成し、実験を開始しております。 超小型パワーレーザーにおいては、3社によるハンドヘルドレーザーの製品化開発や開発中のレーザーを利用した応用システムの開発を進めるとともに、開発したレーザーを皆様に気軽に使って頂けるように、公的機関である浜松工業技術支援センターにレーザー試用プラットフォームを構築しております。
本シンポジウムでは現在のプログラムの状況・成果を皆様にご報告してご意見を頂戴し、開発内容にフィードバックすることで、より良いプログラムに仕上げていきたいと考えております。今回は開発成果に関する講演だけでなく、パネルや製品イメージ模型の展示、レーザー発振デモなどを会場内で行うことを計画しております。開発者と直接交流して頂くことが可能ですので、レーザー電子加速技術やXFEL、高出力のパワーレーザーやその応用にご興味のある方々におかれましては、是非ともご参加いただきますようお願い致します。
ImPACT プログラム・マネージャー 佐野雄二
日時 | 平成30年2月21日(水)10:00-18:00(開場:9:30) (意見交換会:18:00-19:30) |
場所 | ベルサール秋葉原 B1Fホール アクセス: https://www.bellesalle.co.jp/shisetsu/tokyo/bs_akihabara/access |
会費 | 無料(ただし、意見交換会は別途参加費を頂きます) |
申込締切 | 2018年2月20日(火)17:00 |
定員 | 約200名(定員になり次第、締め切らせていただきます) |
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