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2018

  • 2018.04.29プレスリリース
    【アウトリーチ】
    理研Spring-8施設公開にてImPACT伊藤プログラムの成果を紹介しました

2018年4月29日、兵庫県佐用郡にある理化学研究所播磨地区において同研究所主催の第26回SPring-8/SACLA施設公開が行われ、昨年の2倍となる1万人以上の来場者がありました。
当プログラムからは、ImPACT専用実験ステーション前のスペースにて、プログラム概要、企業プロジェクト及び関連アカデミアの取組みを紹介するポスターを掲示し、プログラム紹介冊子、コンセプトカーのカードほかを配布しました。
体験コーナーでは、重さ2kgのダンベルによる落錘実験をノーマル品とタフ品の比較で来場者に実施してもらい、ノーマルの容器は木っ端微塵に破砕される一方で、タフな容器では「ボンッ」とダンベルが跳ね返る様子を体感し、その強さとしなやかさを実感していただきました。その他、ダブルネットワークゲルをハンマーで叩いて強靱さを感じてもらう、偏光や環動ポリマーの仕組みを体験、コンセプトカーのモデル展示による今後の展開などを説明しました。
来場者の方からはたくさんのご質問やご感想をいただきました。ImPACT専用実験ステーションの目的であるポリマー材料の破壊現象をナノレベルで観測し、次世代材料の開発に役立てることを理解していただけた様子でした。また、中高生からは、ポリマー素材で自動車を作れることへの驚きや、特に金属やガラスに代わってポリマー素材が使われていることに興味深く関心を示していただいた質問も多数ありました。
ご来場、ご参加いただいた皆様ありがとうございました。

会場の様子
実演実験の様子

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