01 最初の部署では開発途上国との共同研究プログラムを担当
大学、大学院と生物学を学び、線虫をモデル生物に、神経系機能の研究をしていました。同じ研究室に何人もすばらしい研究者がいたことから、就職に際して、自分が研究者になるより、そうした人を支援する機関で働きたいと思うようになりました。たまたま所属していた研究室がJSTの支援を受けていたので、JSTの存在は知っていました。
入職して最初に配属された国際部では、SATREPS(地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム)に携わりました。これはJSTとJICA(国際協力機構)が連携して、開発途上国との共同研究を行うプログラムです。私が抱いていたJSTのイメージは、自国である日本国内の研究支援だったので、海外の研究者との共同研究事業も手がけていることには新鮮な驚きがありました。3年間、国際部で仕事をした後、AMED(日本医療研究開発機構)に出向し、感染症研究課でさまざまな支援の調整業務を行いました。
