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【終了】2024/10/27 サイエンスアゴラ2024に出展

作成日:2024年7月23日

             

日本科学未来館で開催される「サイエンスアゴラ2024」への出展いたしました。

 

今年も胡桃坂仁志教授を筆頭に、プロジェクトメンバーである岡田由紀教授及び藤芳暁助教が登壇し、生物の原点である「クロマチン」やその研究の最前線についてお話いただきました。また、来場者の皆様には、クロマチンや遺伝子、研究目的や研究者の職業などについて色々と質問をいただき、登壇者と楽しく話していただきました。

 

胡桃坂クロマチンアトラスプロジェクトの当日の出展レポートは下記の通りです。

 

プログラム概要:

科学技術から生まれる知識は、様々な形で人類の生活向上に大きく貢献している。私たち真核生物の細胞核内には「クロマチン」と呼ばれるゲノムDNAとタンパク質の複合体が折りたたまれて収納されている。クロマチン構造は近年、がんや不妊、ウイルス感染などの疾患に関係することが分かってきた。我々は、このクロマチンの折りたたみ構造地図=クロマチンアトラスを、最新の可視化技術を用いて描こうとしている。基礎研究により得られた知識を応用させ、医療や、産業に結びつけることを目指している。そんな研究者の道のり、またクロマチン研究について、及び研究者の日常生活に関する疑問などを、直接研究者に聞くことで疑問を解決してもらう。

話し合った未来像:

・クロマチン研究が進んだら病気の根本的治療方法が確立される可能性がある。
・女性研究者の活躍のために、まずは研究者ということが選択肢として一般的に認知されるように変えていく。
・人1人のクロマチン構造に応じたオーダーメード医療が可能になるかもしれない。

セッションでの意見、論点:

・研究者は東大・京大関係なくなれる。重要なのは、大学院の時に一流の研究室に入って、学ぶこと。
・研究者は柔軟に仕事のスケジュールが調節できるから、中小企業の社長のような働き方ができる。子育てもしやすいから女性研究者はおすすめ。

 

参考リンク:サイエンスアゴラ2024

 

たくさんのご参加ありがとうございました。