
MetaSkin: 薄くて伸縮性のある皮膚のようなインタフェース
杉浦 裕太、稲見 昌彦、五十嵐 健夫

概 要
薄くて伸縮性のある皮膚のようなインタフェースを提案する。これはフォトリフレクタと伸縮性を備えた布で構成される。布に光を照射しながら伸縮させたときに、布の編み目の大きさに伴い光の透過率が変わるため反射率も変化する。この反射光をセンサで捉えることで伸縮率を計測できる。本手法は、布にセンサを接近させるだけで実現できるため、(1)これらを接着する必要がなく布の柔軟性を損なわない、(2)貼付ける対象に合わせてセンサの個数やインタフェースの面積を変更できる、(3)センサが小型で薄さを保つことができる、という特徴がある。
発表論文
- Yuta Sugiura, Masahiko Inami, and Takeo Igarashi,
"A Thin Stretchable Interface for Tangential Force Measurement",
The 25th annual ACM symposium on User Interface Software and Technology (UIST 2012), pp.529-536, Cambridge, MA, USA, Oct. 7-10.