シンポジウム ワークショップ
モンティップ・S・タブキャノン
タイ天然資源・環境省環境促進局局長

モンティップ・スリラタナ・タブキャノン博士は、現在、タイの天然資源・環境省環境促進局の局長を務めている。彼女は同省で常任事務次官、監察官、公害防止局局長などの要職を歴任した。これまで、環境関係の紛争の解決に貢献し、日本との二国間協力プロジェクトである環境研究研修センターや、アジアとヨーロッパの多国間協力プロジェクトであるアジア‐ヨーロッパ環境技術センターの設立に尽力するなど、タイ国内で多くの環境協力、能力開発プロジェクトのリーダーを務めている。また、ストックホルム環境研究所(SEI)、地球環境戦略研究機関(IGES)、国際連合地域開発センター(UNCRD)などの役員や、国際自然保護連合(IUCN)の東南アジア地域評議員など、多くの国際機関の役員も務めている。タブキャノン博士は、東京大学で都市工学の博士号を取得している。